つみたてNISAは通常、毎月一定額を積み立てる制度ですが、SBI証券では設定を工夫することで年間投資枠(40万円)を一括で使い切ることも可能です。この記事では、SBI証券のつみたてNISAを「一日で埋める」具体的な方法について、ボーナス設定や注意点、最短での投資タイミングまで詳しく解説します。
つみたてNISAの基本と年40万円の投資枠
つみたてNISAでは年間40万円が非課税投資枠として設けられており、月額33,333円を12ヶ月積み立てるのが一般的です。しかしSBI証券では、特定の条件下でこの年間枠を数回の購入で使い切る「変則積立」も可能です。
この仕組みを活用すれば、早期に投資枠を使い切って、あとは値動きを見守るスタイルも取れます。たとえば、年初にまとめて投資することで複利効果を狙う戦略も検討できます。
SBI証券の「ボーナス設定」で一括埋めは可能?
SBI証券の積立設定では、通常の月額積立に加えて「ボーナス月」を設定することができます。このボーナス設定を活用することで、1ヶ月に2回分(通常+ボーナス)の積立を行い、投資金額を大きくすることが可能です。
たとえば、1月の通常積立に33,333円、同じく1月のボーナス設定で366,667円を設定することで、合計40万円の年間枠を1月に一括埋めることができます。ただし、設定時期や支払い方法によって、即時反映されない場合があるため、詳細は後述の注意点を参照してください。
クレカ積立では一括投資はできない?
三井住友カードなどを使った「クレジットカード積立」は、毎月5万円までしか設定できず、しかも毎月1回の積立のみです。したがって、クレカ積立では年初に一括投資をすることは制度上不可能です。
一括埋めを目指す場合は、「銀行引き落とし」や「証券口座引落し」を利用する必要があります。これにより、自由にボーナス設定を加えた月を作ることができます。
最短で一日投資するための設定手順
最短で年間投資枠を一日で消化するためには、以下の手順で設定してください。
- 1. つみたてNISA口座を開設済みであることを確認
- 2. 投資信託を選定し、通常積立とボーナス設定を同じ月に設定
- 3. 支払い方法を「証券口座引落し」にする
- 4. 設定締切日(毎月10日頃)までに完了すること
たとえば、1月1日から一括で積立したい場合、前年12月中旬までに設定を済ませる必要があります。設定が間に合えば、1月の1回の注文(通常+ボーナス)で40万円の枠が埋まります。
注意点と知っておくべき落とし穴
一括で投資するには、いくつかの注意点があります。まず、「一括買付」ではなく「積立」設定として処理されないと、つみたてNISAの対象外になる可能性がある点です。
また、投資信託の購入日は設定後すぐには反映されないため、月初の買付を狙うには事前準備が重要です。さらに、急激な市場変動による高値掴みを防ぐためにも、一括投資が必ずしも有利とは限りません。
まとめ|計画的な設定でつみたてNISAの枠を効率的に活用
SBI証券では「ボーナス設定」と「証券口座引落し」を活用することで、つみたてNISAの年間40万円枠を一日で埋めることが可能です。ただし、クレジットカード積立では不可能なため、支払い方法の選択が最も重要なポイントです。
一括で投資したい方は、事前に設定タイミングを把握し、ミスなく積立設定を行うことが成功への鍵となります。

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