BitTradeで入金・購入・出金・再購入といった一連の取引を行った後、「思ったより残高が減っている」「JPYに戻すと損している」と感じた方は少なくありません。この記事では、仮想通貨取引における数量減少の要因や、JPY換算での損失が生まれる理由、そして少しでも損を減らす方法をわかりやすく解説します。
販売所での購入はスプレッドに注意
BitTradeをはじめとした多くの国内取引所には「販売所形式」と「取引所形式」があります。販売所では、ユーザーはBitTradeが提示する価格で売買するため、実際の市場価格よりも高く買わされ、安く売らされるというスプレッドが存在します。
たとえば、1BTC=1,000,000円の市場価格でも、販売所では「買値:1,010,000円、売値:990,000円」となっていることがあり、実質的に1~2%の手数料が含まれています。これにより、購入直後にJPYに戻した場合でも目減りが起こります。
仮想通貨の出金・再入金で発生する手数料や価格変動
出金時にはネットワーク手数料(マイナー手数料)が差し引かれるため、受け取る仮想通貨の量が減少します。また、再入金する際にもネットワーク混雑などで反映に時間がかかり、その間に価格が変動するリスクがあります。
たとえば、BTCを0.01377232枚出金して0.01372348枚受け取った場合、これはネットワーク手数料の影響だと考えられます。仮想通貨は常に価格変動があるため、その間の相場次第ではJPYに戻したときの金額が大きく変動することもあります。
JPYに戻すと7600円?為替や手数料の複合要因
10670円を仮想通貨に変えたにも関わらず、JPYに戻すと7600円程度になるのは、以下のような複数の要因が絡み合っています。
- 販売所でのスプレッド(売値が安くなる)
- 出金時のマイナー手数料
- 仮想通貨価格の下落
- 入金から売却までの時間差による価格変動
これらを合算すると、2~3割程度の減少が起こることもありえます。
損失を最小限に抑えるための対策
できるだけ損を避けるためには、以下のような工夫が有効です。
- 取引所形式(板取引)を使う:販売所ではなく、ユーザー同士が売買できる形式の方がスプレッドが小さい。
- 出金を避ける:仮想通貨を出金する際のネットワーク手数料を節約する。
- 複数の取引所を比較する:スプレッドが狭い取引所を活用。
- 短期間で売買を繰り返さない:頻繁な入出金・売買は手数料と価格変動リスクを増やす。
たとえば、BitTrade内で取引所形式を活用すれば、販売所に比べて数百円~数千円単位でお得になることがあります。
まとめ:仮想通貨の金額目減りには理由がある
BitTradeで仮想通貨を売買した際の金額目減りは、販売所のスプレッドやネットワーク手数料、相場変動などが複合的に影響しています。これらの仕組みを理解し、取引形式やタイミングに注意することで、無駄な損失を避けることができます。
特に初心者の方は、手数料構造の違いに敏感になり、なるべく「取引所形式」や「一連の取引の最適化」に取り組むことをおすすめします。

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