FX初心者向け|TradingView有料版でリアルタイムデータを選ぶときのポイントと注意点

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FXトレードの精度を上げるために、多くの投資家がTradingViewの有料プランを活用しています。しかし、有料版の契約時に表示される「リアルタイムデータ購読」の画面で、どれを選べばいいのか迷う初心者も少なくありません。本記事では、その選び方をわかりやすく解説します。

TradingViewのリアルタイムデータとは?

TradingViewの無料アカウントでは、主要な為替データは数秒から数分の遅延があることが一般的です。プロフェッショナルな分析や短期売買を行う際には、この遅延が不利になるため、有料プランと合わせてリアルタイムデータの追加契約が勧められています。

特に株式市場や先物、指数、FXなど、取引所提供の正確なデータが必要な場合は、別途購読が必要となります。例えばNYSE(ニューヨーク証券取引所)やCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)などです。

FX取引で必要なリアルタイムデータの選び方

FX初心者の方にとっては「どの取引所のデータが自分に必要なのか」が最大の疑問です。結論から言えば、TradingViewでFX通貨ペア(USD/JPYなど)を分析するだけであれば、追加のリアルタイムデータは原則不要です。FXの価格はOTC(店頭取引)のため、世界中のマーケットメイカーから提供される平均的な価格が表示される仕組みです。

ただし、CMEなどの先物市場で通貨先物の動きを確認したい場合は、「CME Group」のデータを購読する必要があります。また、株式やETFも併用して取引する場合は、該当の取引所(例:NASDAQやNYSE)のデータが必要です。

代表的なデータ購読プランと費用感

TradingViewでは、リアルタイムデータ購読が月額で提供されており、取引所ごとに価格が異なります。以下は代表的な例です。

取引所名 月額費用(目安) 用途
NYSE $2〜$5 米国株のリアルタイム株価
NASDAQ $2〜$5 ハイテク株など
CME $4〜$10 通貨・金利・原油の先物

このように、使用用途に応じて取捨選択するのが重要です。

初心者におすすめの構成と判断基準

FXの裁量トレードを始めたばかりの初心者にとっては、まずTradingViewの「Pro」プラン以上にアップグレードすることで、チャート保存数や同時表示インジケーター数などが強化され、十分に使いやすくなります。

リアルタイムデータ購読は、「必要な情報が遅延している」「特定の銘柄で板情報まで見たい」というタイミングで導入を検討すればOKです。最初は無料の遅延データで学習・検証し、必要を感じてからアップグレードすることを推奨します。

選択時の注意点と見落としがちな設定

リアルタイムデータを購読しても、チャートの設定画面で「データソース」が変更されていないと反映されません。必ず対象銘柄のチャート右上から「設定 → データソース」を確認し、購読データが反映されているかチェックしましょう。

また、決済は毎月自動更新になることが多いため、必要がなくなった際は早めに解約することも忘れずに。

まとめ:迷ったら最初は無料プラン+Proで十分

TradingViewの有料プランにリアルタイムデータを追加するかどうかは、「どんな情報が必要か」「何を分析したいか」で変わってきます。FX初心者であれば、最初は無料データ+Proプランで練習し、必要に応じてCMEやNASDAQなどの購読を追加する流れがおすすめです。

無駄なコストをかけず、まずはトレードスキルの習得とツールの活用に集中していきましょう。

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