月1万円という少額からNISA投資を始める際、「どのクレジットカードを使うか?」という悩みは、実は多くの初心者が抱えるものです。特に、還元率が良いとされるカードに乗り換えるべきか、それとも今使っているカードをそのまま使うべきか——本記事では、その判断基準をわかりやすく解説します。
クレカ積立と還元率の基本:どれくらいお得になる?
現在、SBI証券では三井住友カード、楽天証券では楽天カードを使った「クレカ積立」が可能で、それぞれのクレジットカード利用に応じたポイント還元が得られます。一般的な還元率は0.5%〜1.0%です。
例えば月1万円の積立を行うと、年間で得られるポイントは約600〜1200円。決して大きな金額ではありませんが、長期的に見ると無視できない差になります。
還元率が良いカードを作るべき?心理的ハードルとの向き合い方
確かに、還元率の高いカードを利用することで、ポイント面でのリターンは増えます。ただし、クレジットカードを新たに作ることに抵抗がある方も少なくありません。審査・管理・個人情報の登録など、精神的な負担が大きいと感じる方には、無理に乗り換えることはおすすめできません。
心理的負担が投資の継続を妨げる要因になるくらいなら、現状のポケットカードで無理なく始めることが、結果的に成功への近道となる場合もあります。
証券会社によって使えるカードは異なる
ポケットカードは、現時点ではSBI証券や楽天証券でのクレカ積立には対応していないため、クレカ決済が不可となります。現金引き落としによる積立であれば可能なので、その場合はクレジットカードにこだわる必要はありません。
例えば、マネックス証券ではマネックスカード(JCB)を使用、auカブコム証券ではau PAYカードを利用するなど、各証券会社ごとに紐づけられるクレカは異なります。
実例:NISAは現金積立、買い物でクレカポイントを稼ぐ方法も
30代会社員のBさんは、「投資はポケットカードでは対応できないから」と割り切り、NISA積立は銀行引き落としで行い、日常の生活費の支払いでポイントを貯めるスタイルに切り替えました。結果、無理なく投資と節約を両立させています。
無理してクレカを増やすより、今ある手段を活かす方がストレスが少なく続けやすいという考え方も一つの戦略です。
まとめ:まずは「続けられるかどうか」が最優先
月1万円から始めるNISA投資では、「どのカードでいくら得するか」よりも、「どれだけ継続できるか」が成功の鍵です。ポケットカードでクレカ積立ができない場合でも、無理にカードを作らず現金積立で始めることが立派な第一歩です。
将来的に投資に慣れてきて、還元率や利便性を重視したくなったときに、あらためてカード選びを検討するのが良いでしょう。

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