信託終了した「PayPayナスダック100投信」払い戻し・今後の対応まとめ

資産運用、投資信託、NISA

PayPayアセットマネジメントが運用していた「PayPay投信 NASDAQ100インデックス」が、2025年6月16日をもって信託終了(繰上償還)されることが正式に決定されました。本記事では、終了に伴う仕組みや資金の戻り、今後の投資への影響についてわかりやすく解説します。

📌 信託終了の背景とスケジュール

PayPayアセットマネジメントは2025年9月末に事業終了を予定しており、その一環として本ファンドは2025年6月16日に償還されることになりました。

3月4日の受益者確定を経て、4月16日の書面決議により償還が可決。6月16日に正式終了です(販売停止は6月9日) :contentReference[oaicite:0]{index=0}。

繰上償還でも資金はどうなる?

繰上償還とは本来の満期前に運用が終了し、保有者へ現金で返却される仕組みです。信託終了時の基準価額に応じて払戻金が支払われます :contentReference[oaicite:1]{index=1}。

なお、保有資産は信託銀行に分別管理されているため、運用会社の終了によって資金が消える心配は不要です :contentReference[oaicite:2]{index=2}。

払い戻しのタイミングと手続き

2025年6月16日に基準価額に基づいて自動的に現金化され、証券口座に入金されます。

特別な手続きは不要ですが、議決に反対しない限り、受益者は償還に自動で同意した扱いになります :contentReference[oaicite:3]{index=3}。

代替投信への切替・他社商品の検討

PayPay投信NASDQ100を除く8本の商品は他運用会社へ移管され継続されます。一方、本ファンドは終了なので、同様の指数に連動する別商品を検討すると良いでしょう :contentReference[oaicite:4]{index=4}。

類似するインデックスファンドやETFを用いて、NISA枠やiDeCoで継続的に投資する選択肢もあります。

受益者が取るべき対応は?

  • 償還まで保有し、現金化を待つ
  • 償還前に解約して別商品へ乗り換える

どちらも可能ですが、手数料や税影響を考慮して判断したいところです。

まとめ

繰上償還では必ず資金が払い戻され、資産保全も安心です。手続きは自動ですが、タイミングや運用方針に応じて解約や乗り替えを検討する余地があります。

PayPay投信NASDAQ100を保有中の方は、2025年6月16日以降の払い戻しを前提に、今後の資産運用プランを見直すと良いでしょう。

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