半導体セクターは常に市場の注目を集めており、特にデイトレードではボラティリティの高さからトレードチャンスに恵まれる分野です。本記事では、デイトレ向けに特に注目されている半導体関連銘柄を8つ厳選し、その特徴や活用のポイントを解説します。
デイトレに適した半導体銘柄とは?
デイトレードにおける銘柄選定のポイントは以下の3点に集約されます。
- 出来高が多く流動性が高いこと
- 値動き(ボラティリティ)があり短期的に利益を狙いやすいこと
- 市場ニュースや指数に反応しやすい業種・テーマであること
半導体業界はまさにこの条件を満たしており、ナスダック市場や米SOX指数の動向に連動するため、海外市況を先読みして戦略が立てやすいのも特徴です。
注目の5大定番銘柄(必須級)
以下の5社は、デイトレードにおいて特に人気が高く、市場参加者の多い銘柄です。
- ディスコ(6146)
半導体製造装置の中でも切断・研削技術に特化。決算発表や需給の偏りで大きく動く場面が多い。 - 東京エレクトロン(8035)
時価総額・出来高ともに大型。SOX指数との連動性が強く、世界の半導体市況を反映しやすい。 - レーザーテック(6920)
マスク欠陥検査装置のパイオニア。個人投資家の注目度が高く、日中の値幅も狙いやすい。 - SCREENホールディングス(7735)
洗浄装置で世界シェアトップクラス。テクニカル的な節目で反応しやすく、短期トレードに最適。 - アドバンテスト(6857)
半導体検査装置大手。AI・スマホ関連ニュースと絡むことで材料が出やすく、ボラも十分。
追加で注目すべき半導体関連3銘柄
次の3銘柄は、出来高・テーマ性・相関性の観点から注目に値する企業です。
- ソシオネクスト(6526)
2022年上場のファブレス半導体企業。株価の値動きが軽く、短期資金が流れやすい。米AMDやARM関連ニュースにも敏感。 - ローツェ(6323)
搬送装置メーカーで半導体製造装置との連動性が高い。中小型ながら値幅が出やすく、資金が集中しやすい。 - トリケミカル研究所(4369)
前工程材料で台湾TSMCとの関係が深い。決算時期や中国関連ニュースに敏感に反応する。
これらは東京エレクトロンなどの大型株とは異なり、日中の値幅が比較的大きいため、細かい値動きを拾っていくスキャルピングにも適しています。
半導体株価に連動しやすい銘柄の見つけ方
SOX指数やNASDAQの動きを参考に、連動性の高い日本株を探すのが定石です。以下のような手法で相関性の高い銘柄を見極めましょう。
- 前日の米国半導体株(NVDA、AMD、INTCなど)の値動きチェック
- 日本市場寄付き前に先物・ADRを確認
- 日経平均・マザーズ・TOPIXと対象銘柄の相関を5日・20日で分析
また、半導体ETF(例:SOXL、SMH)などの値動きと日本銘柄の反応を見ることで、先読み精度が高まります。
まとめ|半導体銘柄はデイトレ向きの王道セクター
半導体関連株は市場との連動性が高く、値動きも読みやすいことからデイトレードとの相性が抜群です。中でも、ディスコやレーザーテックのように注目度の高い銘柄は常に監視対象に入れておくとよいでしょう。
また、ソシオネクストやローツェのような新興株・中小型株は流動性に注意しつつも、大きな利益チャンスを秘めています。自分の取引スタイルに合った銘柄で、ぜひ精度の高いトレードを目指してください。

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