GMO CFD取引におけるIFD注文設定の注意点とエラーメッセージについて

外国為替、FX

2025.05.08

GMO CFD取引におけるIFD（注文の新規注文と決済注文を同時に設定する注文方法）注文で、条件を設定した際に「注文価格に指定することはできません」というエラーメッセージが表示されることがあります。この記事では、そのエラーの原因と解決方法について詳しく解説します。

IFD注文とは？

IFD注文は、「新規注文」と「決済注文」を同時に設定する方法です。例えば、ある商品を買い注文（新規注文）し、一定の価格に達したときに売り注文（決済注文）を自動で発注するという形で取引を行います。この方法は、あらかじめ取引の目標を設定しておくことで、効率的な取引をサポートします。

GMO CFDでは、IFD注文を使って、新規注文と決済注文の両方を指定できますが、正しい価格設定を行わないとエラーが発生することがあります。

質問にある「注文価格に指定することはできません」というエラーメッセージは、いくつかの理由が考えられます。

注文価格の指定範囲外: 取引所の価格帯に対して、設定した注文価格が適切でない場合、エラーが発生することがあります。例えば、指定した価格がBID（買値）とASK（売値）の範囲外であった場合、約定しないため、注文を出すことができません。
注文条件の矛盾: 例えば、買いの新規注文を「1053」で出した場合、売りの決済注文を「1020」で設定すると、論理的に矛盾が生じることがあります。決済注文は新規注文が約定した後に発動するため、その条件が現実的でない場合、システムがエラーを検出します。
有効期限の設定ミス: 有効期限を設定する際に、その期限が不適切である場合にもエラーが発生することがあります。

これらの原因がエラーメッセージの表示につながることが多いため、設定を見直す必要があります。

エラーを解決するためには、以下のポイントをチェックすることが重要です。

価格設定の確認: 新規注文と決済注文で設定する価格が、取引所のBID（買値）とASK（売値）の範囲内であるか確認しましょう。BIDとASKが設定された価格を超えていないことを確認することが大切です。
論理的な矛盾を避ける: 新規注文を出す価格と、決済注文を出す価格に論理的な矛盾がないかを確認してください。例えば、買いで注文を出す価格が現在の市場価格よりも高すぎる場合、その価格では約定しない可能性があります。
有効期限の適切な設定: 有効期限を適切に設定し、注文が無効にならないように注意しましょう。期限が長すぎたり短すぎたりすることもエラーの原因になることがあります。