新しいNISA(成長投資枠)で個別の日本株をどれくらい選べるのかは、証券会社や取り扱い形態によって異なります。本記事では、成長株の個別銘柄が選べる仕組みと、証券会社ごとの対応社数についてわかりやすく整理しました。
成長投資枠で日本株は基本的に上場全銘柄が購入可能
成長投資枠では、基本的に日本の現物株式(東証プライム・スタンダード・グロースなどに上場している企業約4000社)が対象となります。証券会社がその場で注文できる上場銘柄を網羅していれば、理論上は全社購入可能です。:contentReference[oaicite:0]{index=0}
でも証券会社によって取り扱い方法が多少異なる
ネット証券各社では、単元未満株(1株から買える「S株」「かぶミニ」など)の対応状況に差があります。楽天証券では約2200銘柄、SBI証券やマネックス証券でも同様に、多くの上場会社を1株単位で取引可能です。:contentReference[oaicite:1]{index=1}
一方、単元未満株に非対応の証券会社では、100株単位(単元株)でしか購入できないため、最低100倍の資金が必要になります。
証券会社別の選択可能銘柄数の目安
証券会社 | 個別株の銘柄数 | 単元未満株対応 |
---|---|---|
SBI証券 | 上場約4000社(成長投資枠で全銘柄) | 対応(1株〜) |
楽天証券 | 上場約4000社 | 約2200銘柄対応 |
マネックス証券 | 上場約4000社 | 対応(ほぼ全銘柄) |
松井証券 | 上場約4000社 | 対応(S株) |
具体的な社数は証券会社やサービスによって異なりますが、『単元未満株』対応がある証券会社では事実上、日本株の大半を選べると理解して良いでしょう。
実例:約2200銘柄対応とは?
楽天証券の「かぶミニ」では約2200銘柄を1株から購入可能です。これは東証の中でも主要な大型・中型株中心で、個別株投資で重要な銘柄カバー率です。:contentReference[oaicite:2]{index=2}
SBI証券やマネックスでは、さらに多くの銘柄で1株取引が可能なため、小額から幅広い企業へ投資できます。
選び方のポイントまとめ
- 成長投資枠では基本的に上場約4000社が対象
- 1株から買える単元未満株の対応がある証券会社なら豊富な選択肢
- 単元株のみ対応の場合、100株単位での購入が必要
- 少額で幅広く投資したいなら単元未満株対応の証券会社がおすすめ
まとめ
新NISAの成長投資枠では、理論上日本の上場企業すべてに投資可能です。ただし、実際にどれくらい銘柄が買えるかは、証券会社の単元未満株対応次第。SBI証券や楽天証券、マネックス証券などは、多くの銘柄を1株から選べるため、成長株の選択肢が非常に広く、個別株投資時に有利です。限られた銘柄しかない証券会社だと銘柄選びの幅が狭まるため、口座選びは慎重に行うことをおすすめします。

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