近年、SNSやLINEを通じて勧誘されるFXや仮想通貨の投資詐欺が増加しています。特にMT5(MetaTrader 5)を使った詐欺の被害報告も多く、ログイン情報を失った方や、怖くなってアプリを削除してしまったというケースも少なくありません。この記事では、詐欺に巻き込まれた際の基本的な対処法と、MT5のログイン情報の確認・復元方法について解説します。
よくあるMT5詐欺の手口とは
詐欺グループはSNSや出会い系アプリを通じて信頼を得てから「儲かる投資がある」といった話を持ちかけ、MT5の口座開設や入金を促します。
特定の「ブローカー」を使わせるのも特徴で、多くは実在しないか、無登録の海外業者です。名前だけ「〇〇証券」などと日本語にしているため信頼してしまいがちですが、金融庁に登録されていない業者を使っていた場合、その時点で高リスクです。
MT5のアカウントが使えなくなった場合の復元方法
MT5のログイン情報(口座番号・パスワード・サーバー情報)は、基本的に初期登録時にメールで送られてきています。そのメールを探すのが最初のステップです。
もしメールを削除してしまった場合でも、ブローカーの公式サイトにログインできれば、そこから再度ログイン情報を確認できます。しかし、詐欺業者だった場合、ログイン不能にされたり、サイト自体が消滅していることもあります。
絶対にすべきこと:金融庁・警察・国民生活センターへの相談
被害に気づいた時点で、以下の窓口へ速やかに相談してください。
- 金融庁:無登録業者の確認
- 警察庁・サイバー犯罪対策窓口
- 国民生活センター
資金を取り戻せる可能性は高くありませんが、被害届を出すことは今後の犯罪防止にもつながります。
個人情報や資金の安全対策
MT5のアカウント情報を誰かに教えたことがある場合は、以下の対策が必要です。
- 同じメールアドレス・パスワードを使っている他のサービスも変更
- 銀行口座やクレカ情報を登録していた場合、すぐに凍結・変更
- 警察・消費者センターへの相談で記録を残す
また、詐欺グループとのやり取りの証拠(LINE・メール・入金履歴など)は必ず保管しておいてください。
「ログインパスワードを教えて」と思ったときにすべきこと
MT5のログインパスワードは、利用しているブローカーの管理下にあります。本人確認ができない限り、第三者が知ることはできません。つまり、ネット上にパスワードを公開してくれるような人はいませんし、それを聞く行為は危険です。
パスワードを忘れた場合は、ブローカーの公式サポートに直接連絡しましょう。正規のブローカーであれば、本人確認を経て再発行が可能です。
まとめ:一刻も早く専門機関に相談を
MT5を通じた投資詐欺は年々巧妙化しています。「翔星さん」など特定の人物に騙されたと感じた場合は、そのやり取りを保存し、すぐに警察や消費生活センターへ相談しましょう。
また、MT5のログイン情報や資金に関する操作は必ず自分で管理し、怪しい投資話には決して乗らないよう注意してください。詐欺を未然に防ぎ、大切な資産と個人情報を守るためにも、信頼できる情報源と専門家に相談する姿勢が大切です。

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