投資を始めたいけれど「月にいくらが適切なのか分からない」「節約しすぎるのは避けたい」と悩む人は少なくありません。特に社会人2年目の方にとっては、収入と支出のバランスも大切です。本記事では、倹約しすぎず、逆張りスタイルの方にも合う無理のない投資額の考え方と実例をご紹介します。
まず把握すべきは自分のキャッシュフロー
投資額を決めるうえで大前提となるのが、自分の毎月の手取り収入と支出のバランスです。一般的には、手取り収入の10〜20%を目安に投資に回すことが推奨されています。たとえば、手取り20万円なら2〜4万円が目安です。
ただし、無理なく続けることが一番大切です。月3万円を10年積み立てれば360万円+運用益にもなります。生活を圧迫しない範囲で「ちょっと余裕がある」金額を継続するのが理想です。
逆張りスタイルに合った投資対象の選び方
王道のS&P500やオルカンに投資しないスタイルを貫くなら、逆張りに合う投資対象を自分で見極める必要があります。具体的には、以下のような商品が検討できます。
- バリュー株(割安な個別株)
- テーマ型ETF(特定のセクターや業種)
- 不人気で放置されている高配当株
ただし、逆張りは難易度が高いため、分析や情報収集の時間も必要です。手間とリスクを理解したうえで挑戦しましょう。
無理なく継続するための工夫
投資は「生活の一部」にするのが長続きのコツです。たとえば、給料日に自動で証券口座へ積立設定をする方法がおすすめです。こうすることで、使いすぎも防げます。
また、急な出費に備えて生活防衛資金(最低3〜6ヶ月分の生活費)は確保しておきましょう。これがあると、投資に回す資金に対しても余裕を持てます。
実例:社会人2年目で月3万円投資する人の内訳
ある25歳男性(都内勤務・一人暮らし・手取り23万円)の投資内訳例。
- 生活費・家賃:15万円
- 交際費・趣味:3万円
- 貯金:2万円
- 投資:3万円(個別株2万円、テーマ型ETF1万円)
このように、倹約しすぎず、友人との飲み会や趣味も楽しみながら無理なく投資を継続している方も多くいます。
逆張り投資とリスク管理のバランス
逆張り戦略は相場の流れに逆らう手法であるため、下手をすると塩漬けや大きな損失に繋がる可能性もあります。だからこそ「一気に投資しすぎない」「分散投資する」「損切りルールを明確にする」といった基本のリスク管理は大切です。
たとえば、「1銘柄には手元資金の5%以内」「含み損が15%超えたら売却」など、自分なりのルールを作っておくことがポイントです。
まとめ:自分に合ったペースでコツコツ投資を
社会人2年目での投資は「少額からスタートし、生活を圧迫しないこと」が最も重要です。逆張りスタイルでも、月2〜3万円からの積立投資で十分資産形成は可能です。
無理せず、しかし着実に。自分のスタイルを確立し、投資を「特別なこと」ではなく「日常の習慣」として取り入れていきましょう。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
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