暗号資産BTTC(BitTorrent Chain)から日本国内の大手取引所であるbitFlyerへビットコイン(BTC)を送金して現金化するには、いくつかの手順が必要です。BTTC自体は日本国内の取引所では取り扱われていないため、まず中継用のウォレットや取引所を活用し、ビットコインに交換したうえでbitFlyerへ送るのが一般的な流れです。本記事ではその方法をステップごとにわかりやすく解説します。
ステップ1:BTTCを対応ウォレットで管理する
まずBTTCを管理できるウォレットを準備します。代表的なものとしてはMetaMask(メタマスク)やTrust Walletがあります。
BTTCネットワークをMetaMaskに追加する場合は、カスタムRPC設定が必要です。以下の情報を追加してください。
- ネットワーク名:BitTorrent Chain Mainnet
- RPC URL:https://rpc.bittorrentchain.io
- チェーンID:199
- 通貨記号:BTT
- ブロックエクスプローラー:https://bttcscan.com
ステップ2:BTTCをブリッジして他のチェーンに移す
BTTCトークンはそのままではビットコインに交換できません。したがって、まずはブリッジサービス(例:Anyswap、Multichainなど)を使って、BTTCをより流動性の高いチェーン(例:Ethereum、BNB Chainなど)上のトークンに交換します。
たとえば、BTTC上のUSDTをEthereum上のUSDTにブリッジし、その後、中央集権型取引所(CEX)へ送金するという流れが一般的です。
ステップ3:海外取引所でBTCに交換する
ブリッジによってUSDTやETHに変換したトークンを、Binance(バイナンス)やKuCoin(クーコイン)などの海外取引所に送金します。これらの取引所では、多くのペアが用意されており、USDT→BTCといった形でスムーズに交換が可能です。
例:USDTをBinanceに送金 → BTCにトレード → BTCをbitFlyerに送金
※取引所への送金時は、ネットワーク選択やアドレス入力ミスに注意してください。誤送信は原則として戻ってきません。
ステップ4:bitFlyerへBTCを送金する
bitFlyerのアカウントを開設し、本人確認を完了させたうえで、BTCの入金アドレスを取得します。そのアドレス宛に、先ほど海外取引所で取得したBTCを送金します。
着金にはネットワーク状況に応じて10分〜1時間程度かかる場合があります。
ステップ5:bitFlyer内でBTCを売却して日本円に換金
BTCがbitFlyerに着金したら、販売所または取引所機能を使って日本円に換金します。販売所の方が手軽ですがスプレッドが広めなので、可能であれば取引所での売却が推奨されます。
売却後、日本円はbitFlyer内のアカウントに反映され、銀行口座へ出金することで現金化が完了します。
まとめ:BTTC→BTC→日本円までの流れを整理しよう
BTTCは国内では取り扱いがないため、一度他のチェーンに移してから、海外取引所を経由してBTCに変換し、bitFlyerで現金化するというプロセスが必要です。
やや工程は多いですが、信頼できるウォレットと取引所、ネットワーク設定に関する正確な知識があれば、安全に進められます。送金時の手数料や遅延にも注意しつつ、計画的な資産管理を心がけましょう。

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