TradingViewではチャート分析に便利な自動パターン認識機能が搭載されており、特に人気のある「ヘッドアンドショルダー(H&S)」も自動で検出されます。しかし、誤って非表示にしてしまった際に「どこから再表示できるのか分からない」という声も少なくありません。この記事では、H&Sパターンを再表示する手順や注意点をわかりやすく解説します。
ヘッドアンドショルダーを非表示にした後に再表示する手順
TradingViewでH&Sパターンを非表示にすると、チャート左上の「目玉アイコン(表示/非表示切り替え)」からは管理できなくなることがあります。その場合は以下の操作で復元可能です。
- 画面上部メニューの「インジケーター」ボタンをクリック
- 「テクニカル分析」→「パターン認識」セクションを探す
- 「Head and Shoulders(ヘッドアンドショルダー)」を再びクリックして再適用
また、インジケーター一覧から削除された場合は「スクリプト」から再検索してチャートに再追加することも可能です。
表示が見えない原因と確認すべきポイント
非表示設定以外にも、表示されない原因はいくつかあります。たとえば以下のような要素が影響している可能性があります。
- タイムフレームが異なる(H&Sは一定以上の足でのみ認識)
- チャートが縮小されすぎてパターンが見切れている
- 複数レイヤーが重なり描画が裏に回っている
このような場合はチャートを拡大したり、設定→「オブジェクトツリー」で確認してみましょう。
オブジェクトツリーで非表示のパターンを確認・操作する
TradingViewの「オブジェクトツリー」機能を使えば、現在チャートに配置されているすべての図形やインジケーターの一覧を確認できます。
右クリック →「オブジェクトツリーを表示」を選ぶと、H&Sなどの描画済みのアイテムが一覧で確認できます。ここから表示/非表示や削除が可能です。
類似のパターン検出インジケーターの活用法
H&S以外にもダブルトップやトライアングル、ウェッジパターンなどの認識も自動化されています。以下の手順で他パターンも有効活用できます。
- インジケーター →「パターン」→任意の検出インジケーターを選択
- 表示設定(色、ラベルなど)を調整して視認性を高める
- オブジェクトツリーでパターン管理を行う
まとめ:パターンが消えたらまずは設定とインジケーターを確認
TradingViewでヘッドアンドショルダーを再表示するには、単純な非表示以外にも「インジケーター設定」「オブジェクトツリー」「チャートの拡大縮小」など複数の視点から確認することが重要です。正しい知識でスムーズなチャート分析を再開しましょう。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
コメント