韓国のJYPE(JYPエンターテインメント)における“大株主”は、単なる株数ではなく、全発行株式に占める持ち株比率で判断されます。本記事では、“大株主”の定義と、具体的に何株・何%ほどあると該当するのかをご紹介します。
大株主とは何か?法的な目安と実務上の判断
韓国でも日本でも、株主総会の関与やICBM法などで「5%以上保有が開示対象」と定められていることが多いです。一般的には5%前後を超える保有比率が“大株主”とみなされ、経営に一定の影響力を持つとされます。
それ以上の持ち株比率(10%、15%など)は、さらに強い影響力を意味します。
JYPEの大株主は誰?保有比率と株数を確認
2025年の公開データ(市場スクリーナーやWikipedia)によると。
- 朴ジニョン(JYP創業者):約15.3%、550万株前後を保有 :contentReference[oaicite:0]{index=0}
- JYP Entertainment Corporation(自己株式含む):約6.7%、240万株超 :contentReference[oaicite:1]{index=1}
- 年金基金やノルウェー銀行等(機関投資家):7%前後(国民年金基金7.25%)、ノルウェー銀行約4%、※機関全体で20%超 :contentReference[oaicite:2]{index=2}
このことから、大株主として明確に認識されるのは約5%以上の保有です。
保有株数に換算すると?具体例を紹介
JYPEの発行済株式数は約3,560万株(推定)とされており、
- 5%は約178万株
- 10%は約356万株
- 15%は約534万株
実際、朴ジニョン氏は約550万株(約15%)を保有し、大株主の中でも影響力が極めて高い存在です。
大株主になるための条件とは?
実務上は、5%を超える保有で開示義務が発生し、議決権行使や株主総会への影響が大きくなります。10%以上になると、より強い影響力と責任が伴います。
また、韓国の法人株式には自己株式保有制限があるため、企業が自己株を取得する際は保有率を管理する必要があります。
まとめ:『大株主』とは5%から。影響力と責任が増すライン
JYPEにおいて「大株主」とみなされるのは、最低でも発行済株式の5%に相当する約178万株以上の保有が目安です。
特に朴ジニョン氏(約15%保有)は会社経営に強い影響力を持つ筆頭株主であり、自己株式(約6.7%)も含め、上場企業の中でも目立つ存在と言えます。

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