「年金をあてにできるのか不安…」「まだ若いけど、将来のために何か始めたい」——そんな悩みを持つ20代の方にとって、資産運用は今からでも決して遅くありません。この記事では、初心者でもわかりやすく、無理なく始められる運用方法を解説します。
■なぜ今から資産運用が必要なのか?
日本の公的年金制度は、少子高齢化の影響を受け、将来的な受給額や支給開始年齢の不確実性が指摘されています。2024年時点でも「年金だけでは老後資金が足りない」とする声が多く、1人あたり約2,000万円の自助努力が必要ともいわれています。
つまり、早いうちからコツコツ資産形成することで「安心な老後」に一歩近づくことができます。
■25歳におすすめの王道は「新NISA」
新NISA(少額投資非課税制度)は、2024年から新制度となり、より自由度が高くなりました。年間360万円、最大1,800万円まで非課税で資産運用できる制度です。
積立枠(年120万円)は月1万円〜3万円程度から始められ、20年後、30年後には大きな資産となる可能性があります。
例:月3万円を年利5%で30年間運用→約2,500万円に!
■初心者でも安心な運用商品は?
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
→全世界に分散投資できる人気インデックスファンド。手数料も低水準。 - SBI・Vシリーズ(SBI・V・S&P500など)
→米国市場(S&P500)連動型。長期リターンに定評。 - 楽天・オールカントリー
→楽天証券の利用者に人気。スマホアプリから簡単に積立設定可能。
いずれも「長期・積立・分散」に適したファンドで、低コストかつ運用実績が良好です。
■保険と資産運用、どちらを優先すべき?
保険会社が勧める商品は「保障型+運用型」が多く、手数料が高くなる傾向にあります。25歳の健康な若年層であれば、まずはNISAなどの資産運用に集中し、必要最低限の掛け捨て保険(医療保険や就業不能保険など)を補完する形が望ましいです。
貯蓄型保険は「元本割れ」や「中途解約ペナルティ」があるため、慎重な検討が必要です。
■将来に向けてしておくべきこと
- 家計簿アプリで支出を管理:月の余剰資金を把握
- つみたてNISAの口座開設:楽天証券・SBI証券がおすすめ
- 最低限の生活防衛資金(生活費3〜6ヶ月分)を確保
そのうえで、少しずつ積立を始めていくのが理想です。
まとめ
・25歳からの資産運用はまったく遅くない、むしろ早い方が複利効果が大きく働く
・まずはNISA口座を使い、インデックスファンドで長期積立を始めるのがおすすめ
・保険は「必要最低限」に抑え、手数料に注意すること
・不安な未来に備えるために、今日から「小さく始める」が将来の安心につながります。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
コメント