4時間足と1時間足のダウ理論を活用したシンプルなFXトレード手法とは?

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FXトレードで安定的に勝つためには、複雑なインジケーターを使わずとも、相場の本質に基づいたシンプルな理論で十分に戦うことが可能です。その代表例が「ダウ理論」。この記事では、4時間足のトレンド方向に従い、1時間足のトレンド転換を根拠としたエントリー手法について解説します。

ダウ理論とは?初心者にもわかりやすく解説

ダウ理論は「トレンドは高値と安値の切り上げ・切り下げによって構成される」という考えに基づいた、シンプルかつ普遍的な相場理論です。

例えば、高値と安値が切り下がっている状態であれば、それは明確な下降トレンドとなります。この状態で上昇に転じたとしても、それがトレンド転換を示さない限りは戻り売りの好機と見ることができます。

4時間足のトレンドを基準にする理由

4時間足は中期的な流れを把握するうえで非常に信頼性の高い時間軸です。デイトレードやスイングトレードの多くのトレーダーにとって、4時間足でのトレンド把握は「相場の地図」ともいえる存在です。

この時間足で切り下げ(下降トレンド)が続いている場合、上昇は一時的な調整である可能性が高く、その戻りを1時間足で捉えて売りを仕掛けるというのは、理にかなった戦略です。

1時間足でトレンド転換を確認してエントリー

4時間足が下降トレンドの場合、1時間足でいったん上昇したあとに高値・安値が切り下げる兆候が見えたら、それが戻り売りのタイミングです。

たとえば、ダブルトップや三尊などのチャートパターンが形成されてからのネックライン割れは、強力なシグナルとなります。そこで売りエントリーを検討し、損切りは直近の高値に設定するのが一般的です。

この手法で勝てるか?ポイントは「一貫性」

結論から言えば、このようなダウ理論に基づいた多時間足分析の手法は非常に有効です。ただし、「ルールを守り続けること」が最大の壁となります。

・含み益でビビってチキン利食いしてしまう
・損切りラインを自分の都合でずらしてしまう
・エントリールールを破って感情でポジションを取る

こうした行動をしてしまえば、どんなに優れた手法も無意味になります。

実際の運用例と注意点

あるトレーダーは、4時間足で下降トレンドを確認後、1時間足での三尊形成を根拠に戻り売りを仕掛け、50pipsの利確に成功しています。重要なのは、エントリー根拠が明確であり、損切りと利確の位置も事前に決めていたという点です。

このように、ルールに従って一貫したトレードを行えば、シンプルな手法でも十分に勝てる可能性があるのです。

まとめ:シンプルな理論を愚直に実行できるかが鍵

今回紹介した「4時間足のトレンド方向に従い、1時間足でトレンド転換を確認してエントリーする手法」は、ダウ理論をベースにした極めて堅実な戦略です。

大切なのは、テクニックの習得だけではなく、ルールを破らない自制心と一貫性のある運用です。勝てる手法はすでに多く存在しており、それを「使いこなせるかどうか」が成否を分ける最大のポイントといえるでしょう。

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