新NISAの非課税口座を銀行から証券会社に移行する際、既に投資した分の扱いや枠について不安に思う方も多いでしょう。今回は、銀行口座から証券口座への移行に関して、投資枠の変更や非課税の取り扱いについて解説します。
新NISAの枠と非課税口座の変更方法
新NISAでは、成長投資枠や一般投資枠が設けられており、最大1800万円までの投資が可能です。銀行で非課税口座を開設している場合、そこに投資した金額はそのまま非課税で運用されます。しかし、証券会社に口座を移行する場合、いくつかの注意点があります。
銀行口座から証券口座への移行後の枠の扱い
銀行の非課税口座で500万円を投資している場合、証券会社へ移行した後、証券口座では最大1300万円まで投資が可能となります。銀行口座に投資した500万円は、売却するまでそのまま非課税枠で運用されるため、証券口座ではそれを除いた金額の投資枠が利用可能です。
非課税口座への入金について
証券会社に移行後、銀行口座への新たな入金は行えません。新たに非課税枠を使用したい場合は、証券会社で投資を行う必要があります。また、移行後も既存の銀行口座に残る資産は引き続き非課税で運用されるため、急いで売却しなくても問題はありません。
2026年に枠のスライドが可能になるとは？
2026年に新NISAの枠がスライド可能になるという情報については、具体的な詳細が発表されています。これにより、既存の非課税口座の資産を別の口座にスムーズに移行できるようになる可能性がありますが、移行手続きや税制変更の詳細については、政府の正式な発表を待つ必要があります。
まとめ
銀行口座から証券会社への移行後も、既存の資産は非課税で運用されますが、証券口座で新たに投資できる枠は500万円を除いた金額となります。2026年にはスライド機能が提供される可能性があり、今後の動向に注目して適切に資産を管理することが大切です。
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