マーケットスピード2を利用していると、チャート表示や銘柄一覧との連携がスムーズに動作しなくなることがあります。特に「銘柄をクリックしてもチャートに反映されない」「ドラッグ&ドロップしないと更新されない」といった症状は、設定の一部が変更されてしまったことが原因です。本記事では、銘柄をクリックするだけでチャートが自動的に切り替わる設定方法を詳しく解説します。
よくある症状:銘柄をクリックしてもチャートが変わらない
通常、マーケットスピード2では、左側の「銘柄一覧」パネルから銘柄をクリックすることで、右側のチャートにその銘柄が即座に反映されます。しかし、ある操作や設定変更を行うと、クリックだけでは反映されず、ドラッグ&ドロップを手動でしなければならなくなることがあります。
この症状は、「パネル連動設定」が無効になってしまったことが主な原因です。
解決方法:チャートパネルとの連動を再設定する
銘柄クリックでチャートに自動反映されるようにするには、以下の手順で「連動設定」を確認・修正します。
- 1. マーケットスピード2を起動
- 2. 該当のワークスペースを開く
- 3. 銘柄一覧が表示されている左側の「パネルタイトルバー」(例:「銘柄一覧」など)を右クリック
- 4. 表示されたメニューから「連動先設定」または「チャート連動設定」を選択
- 5. 連動させたい右側のチャートパネルを選び「連動ON」にチェック
設定後、銘柄名を左パネルでクリックすれば、右側のチャートが自動で該当銘柄に切り替わるようになります。
それでもうまくいかない場合のチェックポイント
設定が正しいのに動作しない場合は、以下を確認してください。
- チャートパネルが開かれているかどうか
- 対象のチャートパネルが連動対象として選ばれているか
- 別のレイアウト(ワークスペース)に設定が残っていないか
- ソフトウェアのアップデートが適用済みか
上記をチェックしても改善しない場合は、一度「レイアウトリセット」機能で初期状態に戻して再設定するのも一つの方法です。
連動設定が有効な状態でできること
連動が正しく設定されていると、以下のような操作が可能になります。
- 銘柄一覧でクリックするだけでチャートが即時更新
- 複数のチャートを同時に切り替えられる(例えば日足・週足など)
- 板情報やニュース、歩み値パネルとも連動設定可能
このように、パネル間の連動はマーケットスピード2の強力な利便性の一つです。
まとめ
マーケットスピード2で銘柄をクリックしてもチャートが更新されない場合、「パネル連動設定」が解除されている可能性があります。
- パネル右クリックから「連動先」を再設定
- チャート側パネルが正しく開かれているかを確認
- 設定が反映されない場合はワークスペース全体を見直す
本来のスムーズな操作性を取り戻すためにも、パネル間の連動設定を一度確認してみてください。

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