資産運用において、複利効果は非常に強力な力を持っています。特に、毎日配当が入ると仮定した場合、複利運用は短期間で資産を大きく増加させる可能性があります。今回は、元金1000万円を年利7%で複利運用した場合に、1年後、3年後、5年後、そして10年後に資産がどれだけ増えるのかを計算してみましょう。
複利運用の基本計算式
複利運用の基本的な計算式は以下の通りです。
A = P(1 + r/n)^(nt)
ここで、
- A:最終的な資産額
- P:初期元金(1000万円)
- r:年利(7% = 0.07)
- n:利息が複利で計算される回数(ここでは毎日なので365回)
- t:運用期間(年数)
これを元に計算を行い、1年後、3年後、5年後、そして10年後の運用結果を見ていきます。
1年後の資産額計算
まずは1年後の資産額を計算してみましょう。
1年後の計算式は以下の通りです。
A = 10,000,000 × (1 + 0.07/365)^(365×1)
計算すると、1年後の資産額は約1,070,712円となります。
3年後の資産額計算
次に、3年後の資産額を計算します。
3年後の計算式は。
A = 10,000,000 × (1 + 0.07/365)^(365×3)
計算すると、3年後の資産額は約1,225,788円となります。
5年後の資産額計算
5年後の場合、計算式は以下のようになります。
A = 10,000,000 × (1 + 0.07/365)^(365×5)
計算すると、5年後の資産額は約1,409,047円となります。
10年後の資産額計算
最後に、10年後の資産額を計算します。
10年後の計算式は。
A = 10,000,000 × (1 + 0.07/365)^(365×10)
計算すると、10年後の資産額は約1,967,151円となります。
まとめ:複利運用の効果
複利運用を行うと、元金に対して毎日利息が加算され、その利息がさらに次の利息を生む形で資産が増加していきます。上記の計算例からも分かる通り、初めは少しずつ増えていきますが、年数を重ねるごとにその効果は大きくなります。
年利7%であっても、複利の力を活用することで、時間と共に元金が大きく膨らみます。もし毎日配当があるとしたら、その利息が日々元金に組み込まれ、より効率的に運用することができます。資産運用を長期的に行いたい方にとって、複利の力を活用することは非常に重要です。
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