株式投資を行う際、パソコンの「ハイパーSBI2」とスマートフォンの「株アプリ」の両方を活用している方も多いでしょう。これらのツールで登録した銘柄リストを同期できれば、外出先でもスムーズに情報を確認できます。本記事では、ハイパーSBI2とスマホ株アプリ間での登録銘柄の同期方法と、その際の注意点について解説します。
ウォッチリストと登録銘柄の違い
まず、ハイパーSBI2には「ウォッチリスト」と「登録銘柄」の2種類のリストがあります。ウォッチリストは1リストあたり最大400銘柄を登録でき、メモも2つまで追加可能です。しかし、ウォッチリストはハイパーSBI2専用の機能であり、スマホ株アプリとは同期できません。
一方、登録銘柄は1リストあたり最大50銘柄を登録でき、メモは1つまで追加可能です。登録銘柄はハイパーSBI2とスマホ株アプリ間で同期が可能であり、外出先でも同じリストを確認できます。ただし、同期は自動ではなく、手動で行う必要があります。
登録銘柄の同期方法
登録銘柄の同期は、SBI証券のウェブサイトから行います。以下の手順で操作してください。
- SBI証券のウェブサイトにログインします。
- 「ポートフォリオ」メニューを選択し、「登録銘柄リストの追加・置き換え」をクリックします。
- 同期元(例:ハイパーSBI2)と同期先(例:スマホ株アプリ)を選択します。
- 同期方法として「追加」または「置き換え」を選択します。
- 内容を確認し、「実行」をクリックします。
同期方法の「追加」は、同期先のリストに新たな銘柄を追加する方法です。一方、「置き換え」は同期先のリストを同期元のリストで上書きする方法です。状況に応じて適切な方法を選択してください。
同期時の注意点
同期を行う際には、以下の点に注意が必要です。
- 同期は自動ではなく、手動で行う必要があります。新たに銘柄を追加した場合は、その都度同期操作が必要です。
- 「追加」同期を繰り返すと、同じ銘柄が重複して登録される可能性があります。
- 「置き換え」同期を行うと、同期先で追加した銘柄が削除されるため、必要な銘柄が消えてしまう可能性があります。
これらの点を踏まえ、同期操作は慎重に行ってください。
同期が反映されない場合の対処法
同期操作を行っても反映されない場合は、以下の対処法を試してください。
- ハイパーSBI2やスマホ株アプリを一度終了し、再起動してみてください。
- 同期操作後、反映までに時間がかかる場合があります。しばらく待ってから再度確認してください。
- それでも反映されない場合は、SBI証券のサポートセンターに問い合わせてみてください。
まとめ
ハイパーSBI2とスマホ株アプリ間での登録銘柄の同期は、手動で行う必要がありますが、外出先でも同じ銘柄リストを確認できるため、非常に便利です。同期操作の際は、「追加」と「置き換え」の違いを理解し、注意点を踏まえて慎重に行ってください。これにより、株式投資の効率が向上し、よりスムーズな取引が可能となるでしょう。

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