「SBI証券で、2026年分の【成長投資枠】で現金決済注文できるのは『12/26あたりから』ですか?」という疑問に対し、制度の仕組みから具体的な実例までを解説します。非課税投資枠(新NISA・成長投資枠)は、注文日ではなく「受渡日」が枠の適用年を左右しますので、その点を含めて正しく理解しておきましょう。
新NISA・成長投資枠の基本仕組みを確認
まず、成長投資枠とは、2024年から開始された新NISAの枠のうち、個別株式・ETF・投資信託などを活用できる投資枠です。:contentReference[oaicite:2]{index=2}
年間で最大【240万円】まで利用でき、年間枠は「1月1日~12月31日」の暦年で切り替わります。:contentReference[oaicite:3]{index=3}
重要なのは、「注文日ではなく、受渡日(決済完了日)が何年度分の枠を使ったかを決定する」という点です。例えば年末に注文しても、受渡日が翌年になると翌年分の枠扱いとなります。:contentReference[oaicite:4]{index=4}
受渡日ベースで考える「翌年分枠の開始日」
複数の証券会社の案内によると、翌年分のNISA枠を利用できるのは「受渡日が翌年となる注文から」です。例えば、国内株式の場合、12月末取引で受渡が翌年1月になるなら、12月29日(取引日)以降に約定された分が翌年枠に充当されることになります。:contentReference[oaicite:5]{index=5}
具体的には、例えば「12/29(木)取引日」が受渡日「翌年1/4(水)」になるケースでは、12/28の夕刻以降に翌年枠の表示が反映され、12/29の取引分から翌年分枠として扱われます。:contentReference[oaicite:6]{index=6}
SBI証券における取引開始の目安
残念ながら、SBI証券公式から「2026年分の成長投資枠を使い始めるのは具体的に何月何日から」という明確なアナウンスはウェブ上で確認できませんでした。しかし、過去の「2025年分」開始スケジュールを参考にすると、
- 国内株式 2024年12月27日(金)約定分より。:contentReference[oaicite:7]{index=7}
- 米国株式 現地2024年12月26日(木)買付分より。:contentReference[oaicite:8]{index=8}
この傾向から判断すると、2026年分の成長投資枠でも「12月下旬、受渡日が翌年になる注文から翌年分枠が使える」形になる可能性が高いと考えられます。
つまり、仮に2025年末の約定で受渡日が2026年になる注文であれば、2026年分の成長投資枠を使うことができる、というイメージです。
実例:年末に現金決済で株式を注文した場合
たとえば、SBI証券で「12月26日(木)に国内株式を現金で買付注文」したとします。注文が約定して、受渡日が「1月5日(火)」となったとすると、この取引は受渡日が翌年となるため「翌年分(2026年分)の成長投資枠」を使用します。
逆に、12月24日(火)に約定して受渡日が12月30日(翌年にずれない)なら、その年分(2025年分)の枠としてカウントされます。
このように、実務上は「何日に注文すればいいか」よりも「受渡日がその年分になっているか」を確認する方が重要です。
注意点・ポイント整理
●受渡日の確認を必ず行う:注文日から受渡までに営業日数を要するため、年末に買付をする場合は「受渡が翌年になるかどうか」を注文前に証券会社サイトや銘柄情報で確認しておきましょう。
●現金決済(買付余力)なら、入金・決済のタイミングに注意:例えば投資信託等では、決済に数営業日かかるケースもあります。受渡遅れで翌年扱いになるパターンもあります。:contentReference[oaicite:9]{index=9}
●枠の持ち越しは不可:たとえば2025年分で「240万円枠のうち200万円しか使わなかった」からといって、「40万円を2026年分に繰り越す」ことはできません。:contentReference[oaicite:10]{index=10}
まとめ:SBI証券で2026年分成長投資枠を使い始める“目安”は12月下旬~受渡翌年の注文から
結論として、SBI証券において「2026年分の成長投資枠(現金決済での注文)」を使い始めるのは、**受渡日が2026年となるような年末注文(たとえば約定12月下旬)から**となる可能性が高いです。
ただし、“12/26あたり”という日付はあくまで目安であり、銘柄や商品種類(国内株式、米国株式、投資信託等)、受渡条件によって受渡日が変わるため、**注文前にSBI証券の公式サイトや約定・受渡スケジュールを確認**することをおすすめします。
年末に「翌年分枠を使いたい」と考えているなら、12月中旬~下旬の早めの段階で受渡日見込みと枠残余をチェックして、安心して活用できるよう準備しておきましょう。
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