テクニカル分析ツールとして世界中で使われているTradingView(トレーディングビュー)。スマートフォンアプリでも利用可能で、外出先からでも相場のチェックがしやすいのが魅力です。この記事では、無料版のスマホアプリでも人気指標「ボリンジャーバンド」が使えるのか、そしてその設定方法をわかりやすく解説します。
TradingView無料版スマホアプリでもボリンジャーバンドは使える?
結論から言えば、無料版でもボリンジャーバンドの表示は可能です。TradingViewの無料アカウントでは、インジケーターを最大2つまで同時に表示できます。そのため、ボリンジャーバンドを含めて基本的なテクニカル指標は問題なく利用できます。
ただし、有料プランではインジケーターの数や複数チャートの表示などが拡張されるため、より高度な分析をしたい方にはProプラン以上もおすすめです。
スマホアプリでボリンジャーバンドを設定する手順
以下のステップでボリンジャーバンドをチャートに表示できます。
- TradingViewのスマホアプリを開き、ログイン(未登録の場合は無料アカウントを作成)
- 画面下部の「チャート」タブをタップ
- チャート画面上の「f(x)」アイコン(インジケーター)をタップ
- 検索バーに「Bollinger Bands」または「ボリンジャーバンド」と入力
- 表示されたリストから「Bollinger Bands」を選択して追加
これでチャート上に3本のライン(中心線+上下バンド)が表示され、相場のボラティリティを視覚的に把握できます。
ボリンジャーバンドの基本的な見方
ボリンジャーバンドは、価格の変動幅(標準偏差)をもとに上下バンドを描画するインジケーターです。以下のようなシグナルとして活用されます。
- 価格が上限バンドを突破 → 買われすぎの可能性
- 価格が下限バンドを割り込む → 売られすぎの可能性
- バンド幅が急拡大 → ボラティリティ上昇の兆候(トレンド発生)
- バンド幅が収束 → エネルギーの溜まり(レンジ・調整局面)
特に、バンドウォークと呼ばれる現象では、価格がバンド上限または下限に沿って動くため、一時的な逆張りではなくトレンドフォローが有効です。
ボリンジャーバンドを使う上での注意点
ボリンジャーバンドは単体でも優れた指標ですが、ダマシも多いため、他のインジケーター(RSIやMACDなど)と組み合わせて使うことが推奨されます。
また、チャートの時間軸によってシグナルの有効性が変わるため、スキャルピング(短期)では5分足〜15分足、中長期では1時間足〜日足など、自分のトレードスタイルに合った時間軸を選びましょう。
無料プランと有料プランの違いも知っておこう
無料版ではインジケーターは2つまでしか表示できませんが、有料プランになると次のような拡張が可能です。
- 最大25個までのインジケーター表示
- 複数チャートの同時表示
- アラート機能の拡張
- 広告非表示
トレード頻度が高く、インジケーターを多用したい方には、有料プランの検討も価値があります。TradingViewのプラン比較はこちらから確認できます。
まとめ:スマホでも手軽に高度な分析を
TradingViewのスマホアプリ無料版でも、ボリンジャーバンドの設定と表示は簡単に可能です。インジケーターの使い方や見方を理解することで、どこにいても本格的なチャート分析ができるようになります。まずは無料版で試してみて、必要に応じて有料プランへステップアップするのもおすすめです。

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