最近SNSで話題になっている「経済知識を学べる無料LINEグループ」の勧誘DM。特にInstagramでは相互フォローの友人から届くため、つい信じてしまう人も少なくありません。しかし、その内容には注意が必要です。本記事では、このようなDMの危険性や背景、見抜き方について詳しく解説します。
よくあるDMのパターンと内容
今回話題となったDMは、「日本経済が動いている」や「減税・円安・老後資産」など、誰もが不安を抱えるテーマに触れ、LINEグループへと誘導するものです。
特に、「営業・勧誘なし」や「+1と返信するだけ」という文言は、参加のハードルを低く見せ、安心感を演出する典型的な手口です。過去にも同様の文言が使われたマルチ商法や詐欺が数多く報告されています。
このDMが危険視される理由
一見すると知識を提供する善意のグループのように思えますが、以下のようなリスクがあります。
- 参加後に高額商材や副業案件などの勧誘が始まる
- 個人情報が収集され、他の詐欺にも悪用される
- 最終的に仮想通貨詐欺や情報商材詐欺に巻き込まれるケースも
特に「無料」「安心」「学び」というキーワードを使ってくる点が、初心者にとっては危険です。
本人が送っているのか?乗っ取りの可能性も
この手のDMは、送信者自身が詐欺に加担している場合と、アカウントが乗っ取られているケースがあります。
アカウントが乗っ取られた場合、意図せず不特定多数に同じ文面が送信されており、フォロー関係のある友人ほど騙されやすいという心理的リスクがあります。
怪しいDMかどうか見抜くチェックポイント
- 個人ではなくグループやLINEへの誘導がある
- 一見まともな情報でも「+1を返信」など反応を誘導する形式
- 経済や老後など不安を煽るワードが多用されている
- 送り主が普段そういった情報を発信していない
上記の要素が複数該当する場合は、詐欺の可能性が非常に高いと考えられます。
対応方法:無視、通報、そして注意喚起を
このようなDMが届いた場合は。
- 返信しない
- リンクを開かない
- 送信者が知人であっても、別ルート(LINEや電話)で本人確認
- 不審な内容であればInstagramに通報する
さらに、他のフォロワーにも注意を呼びかけることで、被害拡大を防ぐことができます。
まとめ:善意を装った詐欺にご注意を
一見、親切心からの情報共有に見えるDMでも、その裏には巧妙な詐欺の仕掛けが潜んでいます。経済不安や老後資金など、真面目なテーマに付け込んでくるのが近年の詐欺の特徴です。信頼できる情報は公的機関や実績のあるメディアから取得し、SNS経由のグループ勧誘はまず疑ってかかる習慣を身につけましょう。
少しでも不審に感じたら、周囲に相談し、決して一人で判断しないことが被害を防ぐ第一歩です。

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