SBI証券のFIDO認証を設定した後に、設定が正しく反映されているか不安になることがあります。特に、ログイン時に思った通りの認証手順が適用されていない場合、設定が完了していないのではないかと心配になる方も多いです。本記事では、FIDO認証の設定確認方法と、よくある疑問にお答えします。
FIDO認証の基本的な仕組みとは？
FIDO認証（Fast Identity Online）は、オンラインサービスにおける安全な認証方法の一つです。従来のユーザー名とパスワードだけではなく、顔認証や指紋認証、6桁のパスワードなどの生体認証を利用することで、セキュリティが大幅に向上します。SBI証券では、スマートフォンアプリを通じてこのFIDO認証の設定が可能です。
設定後、スマートフォンを使って簡単に認証を行うことができ、特にパソコンなどでのログイン時に高いセキュリティを維持できます。
FIDO認証設定後に確認すべきポイント
FIDO認証を設定した後、ログイン時に期待通りの認証が適用されているか確認することが重要です。質問の例では、スマートアプリで設定を完了した後にログインした際、ユーザー名とパスワードのみでログインできたとのことです。この場合、設定が正しく完了していないように感じるかもしれませんが、実際には異なる動作をしている可能性があります。
特に、アプリとPC版の動作が異なる場合があります。スマートアプリでは、顔認証や指紋認証が有効になっている場合でも、PC版のログイン方法が異なる場合があるため、まずはPC版での動作確認を行いましょう。
異なる端末でのFIDO認証の動作確認
質問者のように、他の端末でログインした際に2段階認証が正常に作動する場合、その端末でFIDO認証が有効に働いていることが確認できます。しかし、同じ端末で簡単にログインできた場合、アプリでの設定が適用されていないように感じることがあります。
これは、ブラウザのキャッシュやクッキーが原因で、以前の認証情報が残っている場合に発生します。そのため、設定を確認したい場合は、キャッシュをクリアして再度ログインを試みることをおすすめします。
顔認証や6桁パスワードはどうなったのか？
質問者が感じたように、FIDO認証後に顔認証や6桁のパスワードを入力しないことが不安に思えることがあります。しかし、FIDO認証を通じてログインする際、顔認証や6桁のパスワードが表示されないのは正常な動作です。なぜなら、FIDO認証自体が既に強力な認証方法となっているため、追加の手順は省略されることがあります。
このため、FIDO認証の設定が適切に行われていれば、通常のログイン時には顔認証や6桁パスワードを再入力する必要はありません。設定が完了していれば、アプリを通じて認証が自動的に行われます。
まとめ
SBI証券のFIDO認証設定後に、正常に認証が行われているか不安に感じることはありますが、基本的には設定通りに動作しています。スマートアプリで設定した場合、PC版や他の端末での動作に差異があることもあります。設定が正しく反映されているかを確認するためには、キャッシュクリアやログアウト後の再ログインを試してみると良いでしょう。FIDO認証が適用されることで、より安全な取引が可能になります。
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