米国株式投資を始める際に避けて通れないのが「円をドルに両替する」ステップです。SBI証券では、日本円から米ドルへスムーズに交換できる仕組みが整っていますが、操作に慣れていない方にはやや分かりづらく感じられるかもしれません。本記事では、SBI証券でのドル両替の手順と注意点を初心者にも分かりやすく解説します。
SBI証券で米ドルに両替する基本手順
SBI証券で日本円を米ドルに変えるには、以下の2ステップが基本となります。
- SBI証券の「外貨入出金」画面へアクセス
- 為替振替(円→ドル)を実行
手順としては、SBI証券マイページの「口座管理」→「入出金・振替」→「外貨入出金」から「為替取引(円⇔外貨)」を選択します。あとは、ドルを購入したい金額を日本円で入力し、確認の上で実行すれば完了です。
為替コストを抑えるには住信SBIネット銀行を活用
よりお得にドルを調達したい場合、住信SBIネット銀行を経由する方法がおすすめです。住信SBIでは、円→ドルの為替手数料が通常1ドルあたり4銭〜と、SBI証券よりも有利な場合があります。
この方法では、まず住信SBIネット銀行でドルに両替し、SBI証券に外貨送金(無料)することで、為替コストを大幅に節約することが可能です。
両替のタイミングに注意:為替レートは変動する
為替はリアルタイムで変動しているため、両替のタイミングによって実際の取得レートは異なります。ドル高のときに両替してしまうと、高値掴みになるリスクもあるため、レートの推移を確認しながらタイミングを見極めることが大切です。
また、SBI証券の為替取引は平日7:00~21:30までと時間帯に制限があるため、夜間や土日の取引はできません。
ドル両替後の資金管理:買付余力の確認
米ドルへの両替後、SBI証券の「外貨建商品 買付余力」に金額が反映されていれば、米国株式などの外貨建商品を購入する準備が整ったことになります。
もし金額が表示されない場合は、「為替振替」が完了していないか、取引時間外に手続きしている可能性がありますので確認が必要です。
ドル建て資産と為替リスクの理解も重要
ドルに両替した資産は、為替の変動によって日本円換算時の評価額が変わります。米国株が値上がりしても、円高が進行して円換算では損が出ることもあります。
逆に、円安時には為替差益が期待できます。このような為替リスクも考慮した上で、長期視点での運用計画を立てることが大切です。
まとめ:SBI証券でのドル両替は基本を押さえれば簡単
SBI証券でのドルへの両替は、シンプルな操作で可能ですが、より有利に進めるためには住信SBIネット銀行の活用やタイミングの見極めがカギとなります。手数料や為替レートに注意しながら、スムーズに米国株投資をスタートしましょう。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
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