先物225とは何か？日経平均先物の基本と取引の仕組みをわかりやすく解説

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2025.06.10

「先物225」という言葉を聞いたことはあっても、具体的にどういうものかは意外と知られていません。この記事では、先物225（日経225先物取引）の意味や特徴、取引の仕組みなどを初心者にもわかりやすく解説します。

先物225とは？その正体を簡単に

「先物225」は正式には「日経225先物（にっけいにーにーごせんもん）」と呼ばれ、日経平均株価（日経225）を対象とした先物取引です。

これは、将来のある時点での日経平均株価を、あらかじめ決めた価格で売買するという金融商品です。東京証券取引所グループの大阪取引所で取引されています。

「225」とは、日経平均株価を構成する225社の上場企業を指します。つまり、日経225先物は“日経平均そのもの”を取引する感覚で利用できます。

実際には株そのものではなく、「指数」の将来の価格を売買する形です。

先物取引の特徴は以下の通りです。

特に「売り」から入れることは、現物株とは異なるメリットとして注目されます。

日経225先物には2つの種類があります。

ミニ先物は取引単位が10分の1で、個人投資家にも人気です。

機関投資家はリスクヘッジとして活用し、個人投資家は短期トレードやレバレッジを活かした戦略を立てています。

たとえば、株式ポートフォリオ全体が下がるリスクを見込んで、日経225先物を売ることで損失を軽減する「ヘッジ取引」に活用されます。

たとえば、日経平均が32,000円のときに「買い」注文を入れ、翌日に33,000円に上がったとします。ラージ1枚なら、（33,000 – 32,000） × 1,000 = +10万円の利益となります。

逆に下がれば損失となるため、リスク管理が重要です。

・相場が逆に動けば損失が拡大する
・レバレッジが高いため、証拠金の管理が不可欠
・取引時間が長く、相場変動が激しい

特に初心者は、ミニ先物からスタートし、少額でリスク慣れするのがおすすめです。

日経225先物は、日経平均の将来価格を予想して売買する仕組みで、レバレッジ・売りポジション・短期取引などに向いています。

ただしリスクも大きいため、取引の仕組みをしっかり理解したうえで、少額・分散・計画的な運用が鍵となります。

「指数」での投資に興味がある方は、まずミニ225先物からチャレンジしてみると良いでしょう。

こんにちは！利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。