FXの学習や検証には、過去のチャートを確認することがとても重要です。特に1時間足で数年分のデータを見たい場合、証券会社によっては閲覧できる期間に制限があるため、どのツールやサービスを使うかが鍵になります。本記事では、口座開設の有無にかかわらず、FX初心者でも利用しやすいチャート提供サービスを紹介し、目的別に最適な方法を提案します。
まず知っておきたい:チャート閲覧における基本制限
多くの証券会社が提供するチャートツールは、ブラウザ上やスマホアプリでも使えますが、表示できる過去データはおおむね1~2年程度で制限されていることが一般的です。
たとえば1時間足で3年以上前のデータを見たい場合には、MT4/MT5対応のツールや、過去データのダウンロード機能があるサービスを活用するのが有効です。
MT4/MT5で過去チャートを見る方法とおすすめ証券会社
MetaTrader 4(MT4)やMetaTrader 5(MT5)は、世界中のFXトレーダーに愛用される高機能なチャート分析ツールです。特に過去のチャートデータを自動でダウンロードできる点が魅力です。
おすすめのMT4/MT5対応国内・海外業者:
- 外為ファイネスト(MT4/MT5両方対応)
- Axiory(海外/MT4/MT5対応/長期データ)
- Exness(海外/無制限に近いヒストリーデータ)
- BigBoss(MT4対応/デモ口座でも長期閲覧可)
これらの会社は、無料のデモ口座を開設するだけでも長期チャートをMT4で確認できる場合があり、実際の取引を行わなくても検証に活用可能です。
口座開設不要で使えるおすすめ無料チャートサイト
初心者の方で「とにかく登録せずに今すぐ見たい」という場合には、以下のようなブラウザベースのチャートサイトがおすすめです。
- TradingView(トレーディングビュー):無料アカウントでも過去チャートのスクロール範囲が広く、1時間足で3年分近く確認可能(銘柄によって差あり)
- Investing.com:ブラウザで1時間足・日足などを数年単位で表示可能
ただし、完全無料では一部機能制限があり、インジケーター数などに制約がある場合もあるため、本格的に分析したい場合は有料プランやMT4/MT5の利用を検討しても良いでしょう。
CSVで過去のチャートデータをダウンロードできるサービス
チャートの表示だけでなく、自分でエクセルやPythonなどで検証したい場合には、ヒストリカルデータをCSV形式で取得できるサービスが便利です。
- HistData.com:MT4用の1分足データが無料でダウンロード可能。1時間足へ変換も可能。
- Dukascopy(デューカスコピー):1時間足を含む過去10年以上のデータを提供
これらを活用すれば、過去チャートを自分で分析したり、検証ツールに取り込んだりすることが可能になります。
まとめ:初心者でも使える過去チャート閲覧方法は複数ある
FXの1時間足で3年分以上の過去チャートを見る方法としては、MT4/MT5を使える証券会社のデモ口座開設が最も汎用性が高くおすすめです。また、口座開設不要で使えるTradingViewやInvesting.comなどのサイトも、初心者が気軽に試すには最適なツールです。
過去検証はトレード精度の向上に直結しますので、自分の目的に合った方法を活用しながら、継続的な学習に役立ててみてください。

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