SBI証券の株アプリを使ったIFD注文(買いと売りの条件をセットで注文する方法)を利用している際に、売り注文の価格を変更したい場面があります。例えば、500円で買い、505円で売るつもりで注文したが、株価が503円で止まってしまった場合などです。この記事では、そのような状況で売り注文の価格を変更する方法について解説します。
1. IFD注文の基本
IFD注文は、買い注文と売り注文をセットで出す注文方法です。まず指定した価格で株を買い、次に指定した価格で売るという流れになります。例えば、500円で買い、505円で売るというIFD注文を設定することで、株価が500円になった時に自動的に買い、さらに503円や505円になったときに自動的に売ることができます。
ただし、IFD注文を出した後に株価が思ったように動かない場合や、指定した売り価格に届かない場合があります。こういった場合、売り注文の価格を変更したいというニーズが出てきます。
2. SBI証券アプリで売り注文価格を変更する方法
SBI証券アプリでの売り注文価格変更方法は簡単です。まず、アプリを開いて「注文履歴」や「注文状況」を確認します。そこで、現在の売り注文が表示されるので、それを選択します。
次に、売り注文の変更画面に進み、注文価格を変更するオプションが表示されるので、希望の価格(例えば503円)に変更して再度注文を確定します。これで、売り注文の価格が変更されます。
3. 売り注文変更時の注意点
売り注文を変更した場合、注文が完全にキャンセルされて再設定されることになります。ですので、株価が503円に達した時点で新しい売り注文が発生することになります。市場の状況によっては、希望する価格で売れるとは限らないため、変更後の注文が実行されるかどうかを確認することが大切です。
また、IFD注文のキャンセルや変更ができる時間帯についても確認しておきましょう。取引時間外や夜間の取引が行えない場合もあります。
4. 価格変更の際に役立つアプリの設定
SBI証券のアプリでは、売り注文価格を変更する際に設定をカスタマイズできるオプションもあります。例えば、指定した価格に到達する前にアラートを設定することで、株価が指定価格に近づいた時に通知を受け取ることができます。これにより、売り注文のタイミングを逃さないようにすることができます。
さらに、売り注文を変更する際に、一度注文を取り消し、新しい注文を出すことで、よりスムーズに価格変更が可能です。この場合は、手数料が発生する可能性もあるので、その点についても確認しておきましょう。
5. まとめ:IFD注文後の価格変更について
IFD注文後に株の売り注文価格を変更することは、SBI証券アプリを使用して簡単に行うことができます。ただし、価格変更時にはキャンセルと再設定が行われるため、変更後の注文が希望通りに実行されるかどうかに注意が必要です。また、注文変更のタイミングやアラート設定をうまく活用することで、より効率的に取引を進めることができます。
株式取引において、タイミングを逃さないためには、注文の価格変更を素早く行うことが重要です。SBI証券アプリを使って、売り注文を柔軟に変更し、最適な取引を実現しましょう。

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