近年、多くの人が資産形成の第一歩として活用している「つみたてNISA(少額投資非課税制度)」。銀行で勧められて始めた方もいれば、友人の影響で興味を持った方もいるかもしれません。本記事では、つみたてNISAの申し込み方法や、銀行以外でも始められる選択肢について詳しく解説します。
つみたてNISAとは?
つみたてNISAは、年間投資額の上限内で購入した金融商品から得られる利益が非課税になる制度です。長期・積立・分散投資を目的としたもので、国が資産形成を後押しする仕組みとして導入されました。
年間120万円まで投資可能で、20年間の非課税期間が設定されています。毎月コツコツと積立する仕組みのため、初心者でも無理なく始められるのが特徴です。
つみたてNISAの手続きはどこでできる?
つみたてNISAは「銀行」だけでなく「証券会社」「ネット証券」「一部の郵便局」など、さまざまな金融機関で取り扱いがあります。
たとえば、楽天証券やSBI証券などのネット証券であれば、すべての手続きをオンラインで完結できます。逆に、店舗で相談しながら進めたい方には、地元の銀行や信用金庫も選択肢となるでしょう。
銀行と証券会社の違いを比較
項目 | 銀行 | 証券会社(ネット含む) |
---|---|---|
申込方法 | 窓口、または一部ネット | ほとんどがネットで完結 |
取扱商品 | 限られた数のみ | 選択肢が多く、自分に合う商品が探しやすい |
サポート | 窓口で相談可能 | チャットや電話で対応 |
上記のように、取り扱い商品数や手続きの柔軟さではネット証券が有利ですが、対面サポートを重視したい方には銀行の窓口が適しています。
ネットでつみたてNISAを始める手順
ネット証券を利用する場合、手続きの流れは以下のとおりです。
- 証券会社の口座開設申し込み(本人確認書類の提出)
- つみたてNISAの申請(税務署との連携あり)
- 初回ログイン後、投資信託の選択と積立金額の設定
- 金融機関口座の登録で自動引き落とし設定
口座開設後、通常1週間~10日ほどで取引を開始できます。
よくある質問と注意点
Q. 銀行でNISAを申し込んだあとに証券会社に変えられる?
→ はい、変更は可能ですが、金融機関の変更は「年に1回」しかできず、翌年から適用されます。
Q. どの商品を選べばいいかわからない
→ 「eMAXIS Slimシリーズ」や「楽天・全米株式インデックスファンド」など、低コストで分散投資できるインデックス型ファンドが人気です。
まとめ|自分に合った方法でつみたてNISAを活用しよう
つみたてNISAの手続きは、銀行に行く方法のほか、ネット証券を使えば自宅からでも簡単にスタートできます。どこで始めるかは、ご自身の投資スタイルやサポートの有無を基準に選ぶと良いでしょう。
大切なのは、始めることよりも「続けること」。無理のない範囲で、将来のための資産形成を今から始めてみてください。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
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