SBI証券の新NISAでクレカ積立と成長投資枠を併用する方法と注意点

資産運用、投資信託、NISA

新NISA制度では「つみたて投資枠」と「成長投資枠」が併設されており、SBI証券でもそれぞれに適した投資方法を選ぶことができます。本記事では、つみたて投資枠でクレジットカード積立をしている場合、成長投資枠をどう活用できるのかについて解説します。

クレカ積立で使えるのはつみたて投資枠のみ

SBI証券では、三井住友カードを利用したクレジットカード積立は「つみたて投資枠」に限って利用できます。毎月の上限は10万円で、これは新NISAの「つみたて投資枠」の上限額と一致しています。

一方で「成長投資枠」には、現時点ではクレジットカード積立は対応しておらず、別の入金方法を選ぶ必要があります。

成長投資枠での買付は銀行引き落としや即時入金で

成長投資枠を使って毎月積み立てる場合、通常は「銀行口座からの自動引き落とし」または「即時入金」で資金を準備し、手動で注文を出す必要があります。SBI証券の即時入金はリアルタイムで反映され、すぐに買付が可能です。

ただし、毎月自動で注文を繰り返すような「自動積立設定」は、成長投資枠にはまだ完全対応していないため、タイミングを見て自分で発注する運用が現実的です。

成長投資枠の対象商品と注文方法

成長投資枠では、つみたて投資枠では対象外となるETFや個別株、アクティブファンドなども購入可能です。注文方法としては、スポット購入が基本となります。

自動積立に対応した一部のファンドもありますが、詳細はSBI証券の公式サイトで確認が必要です。購入時には「成長投資枠を使う」設定をきちんと選ぶ必要があります。

クレカ積立と併用する際の注意点

つみたて投資枠をクレジットカードで満額使っている場合、成長投資枠は現金など別ルートでの投資となります。したがって、同じ月内でも2種類の投資資金を管理する必要がある点に注意しましょう。

たとえば、月初に10万円をクレカ積立し、月末に銀行から即時入金して5万円を成長投資枠に投資する、といった運用方法が考えられます。

実際の操作方法と設定の流れ

SBI証券の管理画面では、購入時に「NISA口座」→「成長投資枠」の選択が必要です。つみたて投資枠と混同しないよう注意してください。

即時入金は、提携している金融機関(例:住信SBIネット銀行など)からなら手数料無料・反映即時なので、成長投資枠の買付に最適です。

まとめ:積立と成長投資枠は分けて戦略的に使い分けよう

SBI証券では、つみたて投資枠にはクレカ積立、成長投資枠には銀行入金や手動買付と、用途に応じた運用が求められます。自動と手動の違いを理解し、賢く新NISA制度を活用しましょう。

最新情報や具体的な商品の対応状況はSBI証券の公式サイトを参照してください。

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