SBI証券の新NISAでオルカンの損益に反映される為替レートはいつのもの?仕組みをわかりやすく解説

資産運用、投資信託、NISA

SBI証券の新NISAで人気の「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を保有していると、基準価額や損益が夜22時ごろに反映されますが、為替レートはいつのものが使われているのか気になりますよね。この記事では、そのタイミングと仕組みを丁寧にご紹介します。

投資信託における為替レートの反映タイミングとは

SBI証券によると、海外資産を含む投資信託の基準価額は「約定日の翌営業日」の海外マーケット終値を円換算し、その際に使う為替レートは約定日の翌営業日、日本時間10時頃に投資信託協会が定めたレートです :contentReference[oaicite:0]{index=0}。

つまり、オルカンの基準価額=前営業日終値 × 翌日10時のレート、という流れになります。

夜22時の反映はどういう仕組み?

オルカンなどの基準価額は海外市場の終値と為替レートを使って計算され、当日の夜〜翌日夜にかけてSBI証券の口座に反映されます。海外市場や国内基準価額公表のスケジュールに沿って、**約22時ごろ**に最新損益が表示されるわけです。

実際の時差やシステム処理などもあり、時間帯には若干の前後があることもご注意ください。

実際の動きイメージ(例)

1. 月曜:海外終値と10時の為替レートで基準価額を計算
2. 21〜22時頃:SBI証券の口座画面に反映し、基準価額・損益が更新される

この流れによって「前日分の損益」が夜に反映されるようになっています。

為替レートが翌朝10時なのはなぜ?

日本時間10時の仲値(=三菱UFJ銀行の提示レートをもとに協会が算出)は市場の公定レートに近く、ファンドの基準価額計算に適した水準だからです :contentReference[oaicite:1]{index=1}。

翌日10時というタイミングで統一することで、公平性と透明性が確保されています。

まとめ:損益22時反映は10時レートが根拠です

・オルカンなど海外資産型投信に使われる為替レートは「約定日の翌営業日10時」の協会公表レート
・海外市場終値とこのレートで基準価額を算出
・SBI証券では夜22時ごろに口座へ反映される

ですので、22時に出る損益は「翌朝10時時点のレートまで含んだ最新状況」と理解しておけば安心です。

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