VTI積立の評価損益が思うように伸びない原因とは?為替の影響を考える

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VTI(全米インデックス)積立で評価損益が変動する理由

VTI(全米インデックス)への投資は、長期的に米国株市場に幅広く投資できる点で人気がありますが、評価損益に大きな変動が生じることもあります。特に、日本円で投資している場合、為替レートの影響が大きいです。この記事では、評価損益が予想通りに伸びない原因について解説します。

為替変動の影響を理解する

米国株に投資する際、日本円での評価額は為替レートに大きく影響されます。仮にVTI自体のパフォーマンスが好調でも、為替が円高に振れると、円換算での利益が圧縮されることがあります。質問のケースでは、為替が160円を超えた時点で利益が大きく伸びたものの、その後の円高局面(約10%の円高)によって利益が目減りした可能性があります。

評価損益が減少した理由とは?

VTIが最高値を更新しているにも関わらず、評価損益が思ったほど回復しない主な理由は、為替の変動です。たとえ株式市場が好調であっても、円高が進行するとドルベースの資産価値が円に換算した際に減少します。質問のように、8月の暴落後に評価損益が30%近く下がった場合、円高が加速したことが影響していると考えられます。

今後の対策

為替リスクを避ける方法として、ドル建てでの運用を検討するか、為替ヘッジのある商品を利用することが一つの手段です。また、長期投資を前提にしている場合は、為替の短期的な変動にあまり振り回されず、積立を継続することが推奨されます。

まとめ

VTIの積立投資では、米国株式市場のパフォーマンスだけでなく、為替変動も大きく影響します。今回のケースでは、為替が円高に進んだことで評価損益が伸び悩んでいると考えられます。長期的な視点で為替リスクを管理しながら、積立を続けることが重要です。

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