IPOブックビルディングとは？
楽天証券を利用したIPO（新規公開株）におけるブックビルディングとは、投資家が仮条件の範囲内で購入希望価格を提示し、実際の売り出し価格が決定されるまでのプロセスです。このシステムにより、投資家はIPO銘柄に申し込む際に適正な価格を申告し、市場の需要を反映した価格が決定されます。
購入希望価格が抽選に与える影響
ブックビルディング期間中、購入希望価格を仮条件の下限で申告することが一般的ですが、抽選においては価格による有利不利はないとされています。それでは、なぜ売り出し価格が上限で決まることが多いのでしょうか？これは、市場の需要が高い場合に売り出し価格が上限に設定されるためです。
抽選後の購入義務について
抽選に当選した場合、事前に申告した株数を必ず購入しなければならないかどうかという点についてですが、楽天証券では、当選後に購入申し込みを行う際に最終的な決断を下すことが可能です。つまり、当選後に購入を辞退することも選択肢の一つです。
購入希望価格の申告と実際の購入価格の関係
購入希望価格を申告した場合、購入申込み時の価格が変動することはありません。売り出し価格は市場の需要を反映して決定され、申告価格とは独立したものです。そのため、購入希望価格はあくまで仮条件内での希望として反映されます。
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