トレンドフォローにおいて「上位足の流れに乗ること」は王道ですが、実際にタイミングを取ってエントリーするのは難しいと感じる方も多いはずです。この記事では、高確率でトレンドに乗れる具体的なエントリーポイントや実践手法を、わかりやすく解説していきます。
上位足トレンドを把握する重要性
相場分析の基本は、上位足(4時間足や日足など)でトレンドの方向を確認することです。方向性に逆らわずに取引することで、勝率とリスクリワードが大きく改善します。
たとえば、日足で上昇トレンド中に、短期足(15分足や1時間足)で押し目を狙う戦略が定番です。トレンドに逆らった逆張りは、反発しても伸びにくく、損切りになることが多くなります。
「乗り場」は押し目と戻りの収束点
上位足の押し目(上昇トレンド)や戻り(下降トレンド)は、下位足のトレンド転換点であることが多いです。押し目のタイミングで下位足が下落から上昇に転じると、絶好のエントリーポイントになります。
たとえば、日足で上昇トレンド中に、1時間足でダウ理論に基づく「高値・安値切り上げ」が始まれば、その時点が「トレンドに乗る」ベストな乗り場です。
具体的なタイミングを見極める手法
- 水平線やフィボナッチリトレースメントを利用し、押し目候補を明確化
- 移動平均線(20EMAなど)と価格の交差で転換の兆しを判断
- MACDのダイバージェンスやRSIの売られ過ぎ・買われ過ぎも補助的に活用
実際のチャートで「N波動(押し目からの再上昇)」が形成される場面は、もっともエントリー根拠が重なりやすいです。
実例:上位足の押し目からエントリーした成功例
例として、2023年9月のUSD/JPYの日足チャートを見てみましょう。日足で上昇トレンドが続く中、価格が20EMA付近まで下落したタイミングで、1時間足で陽線の包み足+MACDクロスを確認。ここが明確なエントリー根拠となりました。
その後の上昇は一気に5円幅を記録し、トレンドフォローの王道パターンとなっています。
NG例:トレンドと逆行するタイミングでの失敗
一方で、日足が下降トレンド中にもかかわらず、15分足の小さな上昇に飛び乗ってしまうと、すぐに反転して損切りになることが多くなります。これは「上位足無視」の典型的失敗例です。
特にレンジ相場やノントレンド期には、エントリー自体を避ける判断もスキルのうちです。
まとめ:トレンドに乗るには準備と根拠の重なりが重要
上位足トレンドに高確率で乗るには、以下がポイントです。
- まずは上位足で方向を確認し、押し目・戻り目を想定
- 下位足でトレンド転換サインやサポート・レジスタンスの反応をチェック
- 複数の根拠が重なるポイントでのみエントリー
このプロセスをルール化しておけば、感情的なエントリーが減り、安定したトレードができるようになります。

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