SBI証券の多要素認証制度、電話番号認証は必要?デバイス認証との違いと対応方法

資産運用、投資信託、NISA

SBI証券では、セキュリティ強化の一環として、2025年5月31日からログイン時の多要素認証が原則必須となりました。これにより「デバイス認証」や「FIDO(スマホ認証)」を設定していない場合、電話番号認証を使わないとログインできなくなる可能性があります。本記事では、6月20日以降の変更点と、どのように対応すればよいかをわかりやすく整理します。

多要素認証が必須化された背景

2025年5月31日より、SBI証券は多要素認証(MFA)を原則義務化しました。設定済みでない場合、自動的に電話番号認証が適用されます :contentReference[oaicite:0]{index=0}。

6月20日からは、WEBログイン時に「デバイス認証または電話番号認証」のどちらかが必須となり、未設定の場合はログインできなくなるよう案内されています :contentReference[oaicite:1]{index=1}。

デバイス認証と電話番号認証の違い

● デバイス認証:PCやスマホなど、特定の端末をSBI側に登録し、ログイン時にメールで送られる認証コードを使用する方式 :contentReference[oaicite:2]{index=2}。

● 電話番号認証:登録した電話番号(携帯など)からSBI指定の番号へ無料発信し、その後一定時間以内にログインする方式 :contentReference[oaicite:3]{index=3}。

電話番号認証だけでは将来的に不安?

電話番号認証でもログインは可能ですが、FIDOまたはデバイス認証が未設定の状態が続くと、不具合やフィンテックアプリとの連携に支障をきたすことがあります :contentReference[oaicite:4]{index=4}。

特に家計簿アプリなどで口座残高を自動取得する機能は、電話認証導入後に更新エラーが発生しやすく、安定した連携のためには他の認証方式の併用が推奨されています :contentReference[oaicite:5]{index=5}。

電話番号認証のみで良いの?今からどう対応すべき?

現時点では、デバイス認証か電話番号認証のいずれか一方が設定されていれば、6月20日以降もログイン可能です :contentReference[oaicite:6]{index=6}。

しかし、セキュリティ面とアプリ連携の安定性を考えると、デバイス認証(またはFIDO)の早めの利用設定を推奨します。

不具合や電話がうまくつながらないときの対策

電話番号認証が正常に完了しない場合、原因としては「登録電話番号と発信番号が一致しない」「3分以内にログインしなかった」などが考えられます :contentReference[oaicite:7]{index=7}。

認証がうまくいかない場合は、登録電話番号を確認し、可能であればデバイスまたはスマホ認証に切り替えることで、スムーズなログインが可能になります。

まとめ:今すぐデバイス認証の併用を!

6月20日以降、ログインには「デバイス認証」か「電話番号認証」のいずれかが必須となります。電話番号認証だけでも当面はログイン可能ですが、安定性やセキュリティを考えるなら、デバイス認証やFIDO認証の併用を強くおすすめします

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