引っ越しなどにより住所が変わった場合、証券会社での登録住所の変更も忘れてはなりません。特にSBI証券では、変更後の通知の有無や優待の郵送先への反映タイミングなど、気になるポイントが多くあります。この記事ではSBI証券における住所変更の流れと注意点、反映までの期間について詳しく解説します。
住所変更はどこから手続きする?
SBI証券での住所変更は、ログイン後に「口座管理」→「お客様情報設定・変更」→「登録情報一覧」から行うことができます。住民票などの証明書提出は原則不要ですが、変更内容によっては追加提出が求められる場合もあります。
手続きが完了すると、MYページの「登録情報」で新しい住所が反映されます。反映後は変更が受理されたと見なして問題ありません。
変更完了後に通知は届くのか?
原則として、SBI証券から住所変更の確認通知が届くことはありません。ただし、変更完了の案内メールが送信されるケースがあります。
確認したい場合はログイン後の「お知らせ」や「登録情報」をチェックするのが確実です。
株主優待や配当金の郵送物に反映されるタイミング
株主優待や配当金の送付先変更は、住所変更の完了日ではなく「権利確定日」に登録されている住所が基準となります。そのため、権利確定日よりも前に住所変更が反映されていないと、旧住所に送られてしまう可能性があります。
実例として、ある投資家は3月20日に住所を変更しましたが、3月末権利確定の優待が旧住所に届いたというケースが報告されています。
株主優待の送付先を確実に変更するには?
株式の保有形態が「株式数比例配分方式」の場合、証券口座の住所変更だけで優待の送付先も変更されます。ただし、名義書換が必要な形式(特に単元未満株や名義書換不要の株式)では、証券会社に加え信託銀行への届出も必要になることがあります。
心配な場合は、企業のIR担当や株主名簿管理人(信託銀行)に確認するのが安心です。
反映までに時間がかかる場合の対処法
住所変更がすぐに優待に反映されない場合、転送不要の簡易書留などで届く優待が旧住所に配達されてしまうことがあります。この場合、郵便局での転送が効かないため注意が必要です。
変更から反映までのタイムラグが気になる方は、SBI証券公式サイトのサポートセンターに問い合わせることをおすすめします。
まとめ:SBI証券での住所変更は早めの対応が鍵
SBI証券での住所変更はオンラインで簡単にできますが、通知は限定的であり、株主優待などの郵送物に反映されるまでにはタイミングの制約があります。権利確定日よりも前に手続きを完了し、MYページで反映を確認することが重要です。
確実に郵送物を受け取るには「早めの住所変更」と「MYページの確認」が鉄則です。

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