国内FXでスキャルピングを中心にトレードしてきた方が、海外FXのXM「Zero口座」に興味を持つのは自然です。ただ、「Zero」と言いつつ「手数料ってどうなってるの?」という疑問が浮かぶ方も多いでしょう。本記事では、Zero口座の手数料計算方法と、国内FXと比較したスプレッド&コスト構造、さらには他の海外FXでスプレッドが狭い業者の紹介まで、FX専門家視点で詳細に解説します。
XM Zero口座の基本コスト構造
Zero口座は「スプレッド0.0 pipsから」の魅力がありますが、1ロット(10万通貨)あたり片道3.5USD、往復で7USDのコミッションが発生します :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
つまり、2pips取っても、国内FXとの比較ではスプレッド+手数料の総コストを必ず把握する必要があります。
具体例:100万円口座で200万通貨、2pips利確した場合
例として。
- 取引量:200万通貨(2ロット相当)
- 利確幅:2pips → 通貨価額に応じ約200USD
- 手数料:往復4ロット×3.5USD=14USD
結果、素の利益200USD − 手数料14USD = 約186USDで、日本円換算だと約2万円前後の収益になる計算です。
国内FXとの違い:スキャルピング視点での比較
国内業者ではスプレッドに手数料が含まれており、Zero口座のように「手数料別」方式ではありません。そのため、比較の際はトータルコストで判断する必要があります。
総コスト例:国内業者でEUR/JPY スプレッドが1.0pipsなら、往復2pips。XM Zeroでも「スプレッド0pips+往復コミッション約0.14pips換算」なので、同等のコスト水準です。
他の海外FXでスプレッド狭い業者は?100倍以上で選ぶなら…
XM以外にも、スキャ向きの海外FXはいくつか存在します。たとえば。
- IC Markets:USD/JPYスプレッド0.1pips+往復コミッション約7USD
- Pepperstone Razor:スプレッド0.2pips前後+似た水準のコミッション
レバレッジ100倍超でスキャをしたい場合は、これらのECN口座が有力候補です。
まとめ:Zero口座は適切な計算と比較が重要
XM Zero口座は「スプレッド0.0+明朗コミッション方式」で、スキャルパーにも非常に有利です。ただし、2pips抜きでも手数料分は確実に差し引かれます。
国内FXとの比較では、“スプレッド相当分+コミッション”の合計コストを把握することが重要です。また、100倍超のレバレッジを使いたい場合はIC MarketsやPepperstoneなど、スプレッド+コミッション水準がより有利な他業者も検討しましょう。

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