ネットストック・ハイスピードで複数ウィンドウが迷子になる問題の対処法まとめ

株式

2025.06.20

株式取引ソフト「ネットストック・ハイスピード」は高機能である反面、多数のウィンドウを同時に開くことができるため、どのウィンドウがどこにあるのか分からなくなってしまうことがあります。本記事では、そんな「画面迷子」状態を防ぐための対処法や便利な操作法を、初心者にもわかりやすく解説します。

なぜ画面が行方不明になるのか？

ネットストック・ハイスピードはウィンドウごとに個別起動される形式のアプリケーションです。Windowsのタスクバーに全ての画面が表示されるわけではないため、他のウィンドウの裏に隠れたり、ディスプレイの外に表示されていたりすると見失いやすくなります。

また、複数モニターを使っていた後にシングルモニターに戻すと、ウィンドウが表示領域の外に取り残されることもあります。

ネットストック・ハイスピードには「すべてのウィンドウを前面に表示」するショートカット機能があります。通常は、Ctrl + F12やF10キーなどが該当することが多く、これを押すことで開いている全てのウィンドウが一括表示されます。

設定によっては、ツールバーに同様の「ウィンドウ整理」ボタンがあるので、そちらを活用するのもおすすめです。

画面右下のタスクトレイ（通知領域）にあるネットストック・ハイスピードのアイコンを右クリックすると、現在起動中のウィンドウ一覧を確認できる場合があります。そこから目的の画面を直接呼び出すことが可能です。

また、タスクマネージャー（Ctrl + Shift + Esc）を開き、「アプリ」欄で右クリックし「ウィンドウの切り替え」を選ぶ方法もあります。

見えない場所にウィンドウが飛んでしまっている場合は、以下の手順で元の位置に戻せます。

この方法は、モニター設定変更後にウィンドウが画面外に消えたときにも有効です。

ネットストック・ハイスピードの設定画面から「ウィンドウの整列設定」や「一括表示/非表示」機能をONにすることで、今後の混乱を防げます。特に「画面配置の保存と復元」機能がある場合は、レイアウトを保存しておくと便利です。

加えて、よく使う画面だけを最小限に絞って開く習慣をつけることで、無駄な混乱を避けることができます。

ネットストック・ハイスピードは高機能ゆえにウィンドウが散らばりやすい設計ですが、ショートカットキーの活用やタスクトレイ・整列機能の理解で管理がずっと楽になります。

特に、Ctrl + F12やAlt + Spaceなどの便利操作を覚えておくことで、どの画面もスムーズに呼び出せるようになり、取引に集中できる環境が整います。

ぜひ本記事を参考に、快適なトレーディング環境を構築してみてください。

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