欧州株・インド株・中国株の個別銘柄は買える?日本の証券会社での購入可否と対応サービスを徹底解説

株式

世界の株式市場には約4万5000社もの上場企業が存在すると言われています。しかし、日本国内の証券会社で購入できる外国株の対象は限られています。この記事では、欧州株・インド株・中国株といったアメリカ・日本以外の個別銘柄が、どのような証券会社で買えるのか、またどのようにして購入可能かを解説します。

国内大手証券会社での対応状況

日本の主要ネット証券(SBI証券、楽天証券、マネックス証券など)では、米国株や中国株(一部)を取り扱っていますが、欧州株やインド株の取り扱いは限定的です。

例えば、SBI証券では中国・韓国・シンガポールなどアジア株の一部が購入可能で、マネックス証券では上海B株など一部中国株が可能ですが、欧州株やインド株は未対応です。

欧州株の個別銘柄を買いたい場合

欧州株を購入するには、サクソバンク証券やインタラクティブ・ブローカーズ証券(IB証券)など、海外証券を扱う専門性の高い証券会社を利用するのが現実的です。

サクソバンク証券では、ドイツ、イギリス、フランス、スウェーデンなどの株式を幅広く扱っており、日本語対応も充実しています。

インド株へのアクセス方法

インド株に関しては、国内証券ではほぼ対応がなく、現地口座を開設するか、海外証券(例:Charles Schwab や Fidelity など)を通じたADR(米国預託証券)を活用する方法があります。

ADRではインドの有名企業(例:Infosys、Tata Motorsなど)が米国市場で取引されているため、米国株口座で購入可能な場合があります。

中国株は一部証券会社で対応

中国株に関しては、SBI証券、楽天証券、マネックス証券などが香港市場を通じて個別株を取り扱っています。

ただし、上海・深センA株は購入できないケースが多く、B株や香港上場企業を中心に選択することになります。購入手数料や為替リスクにも注意が必要です。

取り扱い証券会社の比較表

証券会社 欧州株 インド株 中国株
SBI証券 △(香港株)
楽天証券 △(香港株)
マネックス証券 △(B株など)
サクソバンク証券
IB証券

まとめ:投資先によって証券口座を使い分けよう

欧州・インド・中国など米国以外の個別株に投資したい場合、日本の一般的なネット証券では選択肢が限られています。

世界の個別株を本格的に取引したい場合は、サクソバンク証券やIB証券のようなグローバル対応の証券会社を検討することが重要です。

特定地域に強みを持つ証券会社を活用し、賢く投資の幅を広げましょう。

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