国際送金をより安く・簡単に行えるサービスとして注目されている「WISE(旧TransferWise)」。特に日本からアメリカへ送金する際に「円口座からでもドルで送金できるのか?」「通貨選択はどう影響するのか?」といった疑問を抱える方は少なくありません。本記事では、WISEを使って日本円口座からアメリカのドル口座へ送金する仕組みを、初心者にもわかりやすく解説します。
WISEの基本的な送金フロー
WISEでは、送金元の通貨と送金先の通貨を自由に選ぶことができます。日本から送金する場合、送金元は日本円(JPY)、送金先は米ドル(USD)とすることができます。このときWISEが両替と送金処理を内部で行ってくれるため、ユーザーは円のまま送金を指示するだけで、受取人はドルで受け取れる仕組みになっています。
つまり、WISEは自動的に為替レートを適用して両替を行い、希望通貨で送金してくれるのです。
円口座からドルで送ることは可能?
結論から言えば、円口座しか持っていなくてもドル建てで送金可能です。送金画面で「送金先の通貨」をドル(USD)に設定すると、WISEは「送金額に応じた日本円」を計算し、指定口座から円を引き落とし、その円をドルに換えてアメリカ側に送金してくれます。
たとえば、15万円相当のドルを送金したい場合、WISEがそのときのレートで必要な日本円額(例:15万3000円など)を自動計算し、日本円口座から引き落とされるという仕組みです。
ドル送金・円送金どちらが得なのか?
実際のところ、「送金元通貨をドルにするほうが手数料が安い」と表示されることがあります。しかし、この場合は事前にドルを準備し、ドル建ての残高から送金する必要があるため、通常の日本円口座しか持っていない方には現実的ではないケースもあります。
一方で、WISEの強みは「両替手数料が非常に安い」こと。たとえ円からドルに自動両替される場合でも、一般的な銀行よりはるかに手数料が低く、結果的にコストを抑えられます。
為替のタイミングとレート保証機能
WISEでは送金時にレートがロックされる「為替レート保証」があります。通常、送金開始から一定時間(2時間~72時間)レートが保証されるため、為替の急変動リスクをある程度抑えることができます。
この機能は、WISE公式サイト[参照]で詳しく説明されています。送金画面に表示されるレート保証時間を確認しながら、余裕をもって入金・送金処理を進めましょう。
手数料の内訳と実際のコスト感
WISEの手数料は次のような構成です。
- 固定手数料(例:100円前後)
- 変動手数料(送金額の約0.5〜1.5%)
- 為替スプレッド(透明で極小)
たとえば15万円相当のドルを送金する場合、合計で1000円〜2000円程度に収まることが多く、銀行送金より圧倒的に安価です。
まとめ:日本円からドル送金はWISEで簡単&低コストに実現可能
WISEを使えば、日本円口座からでもドル建てでの送金が問題なく可能です。送金通貨をドルに指定すれば、WISEが自動で円をドルに両替し、送金してくれます。特別にドルを準備する必要はありません。
円送金・ドル送金の違いはありますが、通常のユーザーであれば「円からドル送金」で十分安くスムーズに対応できます。為替レートや送金タイミングに注意しながら、便利に賢く国際送金を活用しましょう。

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