今回は、One DC国内株式インデックスファンド(TOPIX連動)をiDeCoで全額拠出している52歳の方のケースについて、今後の運用戦略を整理します。
One DC国内株式インデックスファンドとは?
このファンドはTOPIX(配当込み)連動を目指す国内株式パッシブ型で、設定は2007年、信託報酬は年0.154%と業界でも低水準です :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
直近3年で+60%、5年で+102%、設定来+149%と堅調な成績を誇ります :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
現在52歳であと8年ほったらかしは妥当か?
長期投資では国内株インデックスも悪くないですが、現状の利回りは微増〜横ばい傾向です :contentReference[oaicite:2]{index=2}。
52歳からの8年間という期間を考えると、国内株のみの運用はリスク集中がやや高いという見方もあります。
「トランプさんが有利ぽいから米国株を増やす」はどうか?
歴史的に米国株(S&P500など)は日本を上回るパフォーマンスを示しており、先進国株や全世界株と比較しても強い成長を見せる傾向があります :contentReference[oaicite:3]{index=3}。
一方で、iDeCoのポートフォリオ設計では分散投資が基本であり、米国株集中はリスク分散の観点から推奨されません :contentReference[oaicite:4]{index=4}。
リスク分散と資産配分の考え方
資産配分の例として、国内株:米国株:先進国株=4:4:2のようなバランス型や、オールカントリー(全世界株)を活用した分散モデルも考えられます。
コストを抑えつつ多国籍の分散を行うなら、例えばeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は0.0578%と低く、世界株式を一本化できます :contentReference[oaicite:5]{index=5}。
8年後もそのまま?見直しのタイミング
・10年程度を目安にポートフォリオのバランスを確認
・年齢が60代になる頃、リスク抑制策として徐々に債券比率を高める戦略も有効です。
アクションプランとしては、国内株中心から少しずつ米国株・全世界株を取り入れる段階的見直しが現実的です。
まとめ
One DC国内株式インデックスファンド100%拠出は悪くありませんが、52歳からの8年という期間を考えると、米国株や世界株への一部拠出でリスク分散を図るのがおすすめ。
分散例としては「国内50%+米国30~40%+世界10~20%」といった組み合わせや、コスト重視なら全世界株ファンド(eMAXIS Slim全世界株式など)への乗り換えも合理的です。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
コメント