ミニ株の指値取引:取引時間外でも指値注文をする方法と証券会社の選び方

株式

株式取引を始めたばかりの方にとって、指値注文の仕組みや取引時間の制限は難しく感じることがあります。特に、取引時間外に指値注文をしたいと考える方には、証券会社のシステムがどうなっているかが重要なポイントとなります。この記事では、ミニ株を取引する際の指値注文の特徴や、取引時間外で注文を出せる証券会社について解説します。

ミニ株の指値注文の基本

ミニ株とは、株式を通常の単元株より少ない数量(通常100株)で取引できる株式のことです。ミニ株の取引では、通常の株式取引と同様に指値注文を使って買い注文や売り注文を出すことができます。

指値注文とは、あらかじめ希望する価格を指定して注文を出す方法です。例えば、株を1000円で買いたい場合、その価格を指定して注文を出すことができます。この注文は、指定した価格以下で取引が成立するまで保留されます。

取引時間外にミニ株の指値注文をする方法

楽天証券のように、取引時間外にミニ株の指値注文ができない証券会社もありますが、取引時間外に指値注文を出す方法も存在します。

証券会社によっては、「夜間取引」や「PTS(私設取引システム)」という仕組みを提供しているところもあり、これを利用することで取引時間外でも注文を出すことができます。PTS取引は、証券取引所の取引時間外で行える株式の取引システムで、取引所が提供する時間帯外に注文を出すことができます。

取引時間外での注文ができる証券会社

取引時間外でも指値注文を受け付けている証券会社としては、以下のようなものがあります。

  • 楽天証券: 楽天証券では、「楽天証券PTS」を利用することで、取引時間外でも株の注文が可能です。
  • SBI証券: SBI証券もPTS取引を提供しており、取引時間外でも株式の注文を行うことができます。
  • マネックス証券: こちらもPTS取引に対応しており、夜間取引を活用することができます。

これらの証券会社では、取引時間外であっても指値注文を出せるため、仕事帰りや寝る前に注文を出しておきたい場合に便利です。

売却時の指値注文と取引時間の制限

質問者の方が気になっている「売却時の指値注文」に関しても、取引時間内に注文を出す必要があるかどうかは証券会社によって異なります。

楽天証券では、基本的には取引時間内に売却の指値注文を行うことが求められますが、先ほど述べたようにPTS取引を活用することで、取引時間外に売却注文を出すことも可能です。その他の証券会社でも、PTS取引を活用することで、夜間や休日に売却注文を出すことができます。

指値注文を使いこなすためのポイント

指値注文を有効に活用するためには、いくつかのポイントを押さえておくと良いでしょう。

  • 市場の動向をチェックする: 指値注文は、株価が指定価格に達したときに成立します。そのため、株価がどのように動いているかを定期的に確認し、注文を調整することが重要です。
  • リスク管理を徹底する: 指値注文は、設定した価格に達しないと取引が成立しません。そのため、急激に価格が動く市場では、別の注文方法(成行注文など)と組み合わせて使うことも検討しましょう。
  • 注文の有効期限を設定する: 多くの証券会社では、指値注文の有効期限を設定することができます。自分の取引スタイルに合わせて、有効期限を決めておくことが重要です。

まとめ

ミニ株の指値注文は、取引時間内に行うことが一般的ですが、PTS取引を活用すれば取引時間外でも注文を出すことができます。証券会社を選ぶ際には、取引時間外の注文方法についても確認しておくと、より便利に株取引ができます。自分の取引スタイルに合った証券会社と注文方法を選び、効果的な株式投資を進めていきましょう。

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