スキャルピングで使える一般信用取引銘柄の確認方法とは?iSPEEDでのチェック手順も解説

株式

短期売買を繰り返すスキャルピングにおいて、取引可能な信用銘柄の確認は必須です。特に一般信用取引を前提にしている場合、自分の利用するツール上で銘柄が対応しているかどうかを把握しておくことがトラブル防止にもつながります。この記事では、楽天証券の「iSPEED」を使っている方向けに、一般信用取引銘柄の確認方法やスキャルピング時の注意点を詳しく紹介します。

スキャルピングと信用取引の関係性

スキャルピングは1日に数回から数十回の売買を行い、わずかな値幅を取る手法です。これを効率良く行うには、信用取引を活用することで資金効率が向上し、空売りなど戦略の幅も広がります。

ただし、信用取引には「制度信用」と「一般信用」があり、スキャルピング向きなのは在庫の安定性や逆日歩リスクの低さから一般信用が有利な場面も多くあります。

一般信用取引銘柄とは?制度信用との違い

一般信用銘柄は証券会社が個別に定めているため、制度信用のように取引所共通ではありません。
主な違いは以下の通りです。

比較項目 制度信用 一般信用
対象銘柄 取引所指定 証券会社ごと
貸株期限 6ヶ月 無期限 or 数日
逆日歩 あり 基本なし

スキャルピングでは、短期の自由度とリスク管理の観点から、一般信用無期限銘柄を選ぶのが理想的です。

iSPEEDで一般信用銘柄を確認する方法

楽天証券のトレーディングアプリ「iSPEED」で信用取引対応銘柄を調べるには以下の手順を踏みましょう。

  • ① 銘柄を検索(例:7203 トヨタ)
  • ② 銘柄詳細画面で「株主優待」「信用取引」のタブを開く
  • ③ 「信用取引情報」で「一般信用売建」「一般信用買建」の欄をチェック

表示が「〇」なら該当の建玉が可能です。「×」の場合は一般信用では取引できません。

楽天証券ウェブサイトでもリスト形式で確認可能

iSPEED以外でも楽天証券のウェブ版マーケットスピードやログイン後画面で「信用取引可能銘柄一覧(CSV)」が配布されています。条件検索も可能なため、大量に銘柄を比較したい方はこちらが便利です。

楽天証券:一般信用取引銘柄一覧ページも併せてチェックしておきましょう。

スキャルピングでの注意点と活用のコツ

・流動性が高い銘柄を選定する
・アプリのレスポンス速度を確認し、指値・成行の使い分けを練習
・逆指値などを活用して損切りを自動化
・建玉できるかどうか毎朝確認(人気銘柄は在庫が変動するため)

特に信用売建は在庫切れになるリスクがあるため、リアルタイムで在庫確認できる設定をしておくと安心です。

まとめ:iSPEEDでの信用銘柄確認をルーティン化しよう

スキャルピングにおいて、建玉可能な銘柄の確認は効率的トレードの第一歩です。

iSPEEDや楽天証券サイトを使い、毎日確認する習慣を持つことで無用なトラブルやチャンスロスを防ぎましょう。信用取引のルールとツールの使い方をしっかり押さえれば、スキャルピングの成果も安定してきます。

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