つみたてNISAの運用を楽天証券で行っていたが、最近の不正利用問題により楽天銀行と楽天カードを解約し、SBI証券への移管を考えている方も多いのではないでしょうか。今回は、楽天証券からSBI証券への移管後、今まで積み立てたつみたてNISAがどのように扱われるのかについて解説します。
この記事では、つみたてNISAの資産移管手順や注意点、また楽天証券からSBI証券への移行の流れについて、わかりやすく説明します。
つみたてNISAの移管とは?
つみたてNISAは、積立投資のための非課税制度ですが、証券会社間での資産移管が可能です。資産移管とは、これまで運用していたつみたてNISAの資産を、現在の証券会社から別の証券会社へ移動する手続きのことを指します。
例えば、楽天証券からSBI証券へ資産を移管する場合、つみたてNISAの口座自体は閉鎖されず、SBI証券で引き続き運用を続けることができます。移管後も、つみたてNISAの非課税枠はそのまま保持され、引き続き積み立てを行うことができます。
楽天証券からSBI証券へのつみたてNISA移管手続き
楽天証券からSBI証券に資産を移管する手続きは、以下のように進めます。
- 1. SBI証券でつみたてNISA口座を開設:まず、SBI証券でつみたてNISA口座を開設します。すでにSBI証券に口座がある場合は、新たにNISA口座を開設するだけです。
- 2. 楽天証券に資産移管の申請:楽天証券で資産移管の手続きを行います。証券会社から送付された書類に記入し、SBI証券に移管の申請を行います。
- 3. 移管手続きの完了:通常、移管には数週間かかります。移管が完了すると、SBI証券で今まで通りつみたてNISAの運用を続けることができます。
楽天証券で積み立てたつみたてNISAの運用はどうなるのか?
楽天証券で運用していたつみたてNISAの資産は、SBI証券に移管後もそのまま引き継がれます。つまり、積立てた資産はそのままSBI証券の口座で保有され、非課税枠も引き継がれます。
移管後も、積立てていたファンドや銘柄を変更せずに運用することが可能です。また、移管後の証券会社で新たに積立てを行った場合、毎年のつみたてNISAの非課税枠(年間40万円)を最大限利用することができます。
注意点:つみたてNISAの移管時のタイミング
つみたてNISAの移管を行う際には、いくつかの注意点があります。
- 移管中は積立が停止:資産移管中は、積立投資が一時的に停止します。移管のタイミングに合わせて、積立額の変更や追加投資を検討することをお勧めします。
- 移管費用:移管にかかる手数料は基本的には無料ですが、証券会社によっては移管手続きに費用が発生する場合もあるため、事前に確認しておくことが重要です。
- 移管後の非課税枠:移管後も非課税枠はそのまま保持されますが、つみたてNISAの運用開始年によっては、投資額が年間40万円を超えないように注意が必要です。
まとめ:SBI証券への移管でつみたてNISAはどうなるか?
楽天証券からSBI証券へのつみたてNISAの移管は、基本的にはスムーズに行うことができます。移管後も、これまで積み立てていた資産はそのまま運用され、非課税枠も引き継がれます。
移管手続きには数週間かかることがあるため、タイミングを計って積立ての変更を行いましょう。また、移管に際しての手数料や手続きの詳細を確認し、納得した上で進めることが大切です。
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