投資初心者としてNISAを活用し、資産形成を進めている方にとって、リスクを取るべきか守るべきかという悩みはよくある問題です。今回は、現在の投資方針とそのバランスについて、どのように考えていけばよいのか、また今後の資産運用にどう活かしていくべきかを考察します。
1. 資産運用におけるリスクとリターンのバランス
まず、投資を行う上で重要なのは「リスクとリターンのバランス」です。例えば、長期的な資産形成を考えるとき、株式などのリスク資産に積極的に投資をすることが求められます。しかし、子供の大学進学など、近い将来に必要な資金がある場合は、その部分を守るために現金や預金で守りを固めることも大切です。
2. NISAの活用方法とその特徴
NISAは少額投資非課税制度であり、限度額内で利益を非課税にすることができるため、長期的な資産形成には非常に有効な制度です。2023年に投資をスタートし、2024年には投資額を増やし、毎月15万円の積立投資を続けているのは素晴らしい選択です。しかし、現金1700万円の保有については、少し守りすぎているかもしれません。資産のうち一部を積極的な投資に回すことを考えても良いかもしれません。
3. 近い将来の資金と長期的な投資のバランス
質問者の方は、子供の大学進学に備えて資産を残すことを考えているとのことですが、大学進学の資金が確保できるよう、現金や低リスクの資産で守る部分を確保していることは良い選択です。しかし、全体の資産を現金で保有するのではなく、長期的に運用できる一部を投資に回すことで、インフレに対するヘッジにもなります。将来必要な資金に関しては、あらかじめ目的別に資産を分けて運用することが大切です。
4. 守りに入り過ぎないための投資スタイル
もし、今後の投資額をもっと増やすことで、将来のリターンを期待するのであれば、積立額や投資商品の選択を見直すことが重要です。NISA枠をフルに活用するだけでなく、低リスク商品とリスク資産をうまく分けて運用することで、リスクを抑えつつリターンを期待できます。また、毎月の積立投資を続けながら、長期的に分散投資を行うことが理想的です。
5. まとめ:守りと攻めをうまく使い分ける
投資において重要なのは、守りと攻めのバランスです。目の前の支出に備えて守りを固めることも重要ですが、長期的な資産形成を目指すのであれば、積極的な運用も考慮するべきです。現金1700万円をすべて守りに使うのではなく、分散してリスクを取ることで、将来のリターンを増やすことができます。NISAなどを活用し、長期的な資産形成に努めることをお勧めします。

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