インド株式ETFの選び方とおすすめ銘柄|2024年注目の投資先は?

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近年、インド経済は高成長を続けており、世界の投資家からも注目が集まっています。人口ボーナス、IT産業の拡大、インフラ投資の加速などを背景に、インド株式市場への長期投資に関心を持つ方が増えてきました。そんな中で、手軽に分散投資できる手段として注目されているのが「インドETF(上場投資信託)」です。本記事では、インドETFの基本から注目銘柄、選び方のポイントまで詳しく解説します。

インドETFとは?基礎知識をおさらい

インドETFとは、インドの株式市場に連動するインデックスを対象とした上場投資信託です。日本円で購入できる国内上場型、ドル建てで直接取引する海外ETFの2種類があります。

たとえば、インド株を代表する指数である「Nifty50」や「SENSEX(BSE30)」に連動するETFが多数存在し、初心者でも比較的簡単にインド全体の経済成長に乗ることが可能です。

注目のインドETF【2024年版】

現在日本の証券会社で購入しやすい代表的なインド関連ETFは以下の通りです。

  • NEXT FUNDS インド株式指数・Nifty 50連動型上場投信(1678)
    東京証券取引所上場。Nifty 50に連動し、為替リスクも考慮されている。
  • iシェアーズ MSCI インドETF(INDA)
    米国上場ETFで、MSCIインド指数に連動。幅広い大型株に分散投資が可能。
  • ウィズダムツリー インド・アーニングス・ファンド(EPI)
    米国市場で取引されており、収益性を重視したインド企業に投資。

これらは楽天証券、SBI証券、マネックス証券など主要ネット証券で購入可能です。

インドETFを選ぶ際のポイント

インドETFを選ぶ際には、以下のような点に注意が必要です。

  • 投資対象のインデックス:Nifty50なのか、MSCIインド指数なのかで構成銘柄が異なる。
  • 経費率(信託報酬):長期投資を前提とするなら、低コストのETFが有利。
  • 為替ヘッジの有無:インドルピーと円または米ドルの変動が影響するため、ヘッジ付きETFも検討。

また、現地通貨建てのリスクや、インド市場特有のボラティリティ(価格変動の大きさ)にも注意が必要です。

実際の投資例:初心者におすすめの組み合わせ

たとえば、国内ETF「1678(Nifty50)」をメインに据え、米国ETFの「INDA」や「EPI」を補完的に保有するという戦略が有効です。

長期視点でインドの成長に期待するなら、異なるインデックスや運用方針のETFを組み合わせることで、分散効果が高まり、リスク低減にもつながります

インドETFの今後の展望

インドは2030年代に世界第3位の経済規模になるとも予測されており、中長期での成長余地が非常に大きい国です。特にテクノロジー、消費、インフラ、再生可能エネルギー分野などに強みがあります。

ETFはその恩恵を少額から享受できる手段として魅力的です。インドの政治・経済動向をウォッチしながら、継続的に積立投資を行うスタンスが、インド投資で成功する鍵となるでしょう。

まとめ:インドETFで世界の成長を取り込む

インドETFは、人口増加と経済成長を背景に注目される資産クラスです。投資先の指数、経費率、通貨リスクをよく理解したうえで、自身の投資目的やリスク許容度に合った銘柄を選ぶことが重要です。

これから新興国への分散投資を検討する方にとって、インドETFは有力な選択肢のひとつになるでしょう。

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