【初心者向け】kabuステーションで歩み値を表示する手順と活用方法

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株式投資の中でも短期トレードを行う際に重要な情報の一つが「歩み値(あゆみね)」です。SBI証券が提供する高機能取引ツール「kabuステーション」では、リアルタイムで歩み値を確認することができ、売買のタイミング判断に役立ちます。この記事では、Windows 11環境においてkabuステーションで歩み値を表示する手順と、その活用法についてわかりやすく解説します。

歩み値とは?なぜ重要なのか

歩み値とは、株式が約定(取引成立)した価格と数量、時間を時系列で表示する情報です。これを見ることで「どの価格帯にどれだけの売買が集中しているか」「大口取引が発生しているか」など、市場のリアルな動きを把握できます。

たとえば、ある銘柄で短時間に連続して大口買いが入れば、今後の上昇を見越した先回りが可能になるかもしれません。デイトレーダーにとっては、必須レベルの情報です。

kabuステーションで歩み値を表示する手順

kabuステーションを起動後、以下の手順で歩み値を表示することができます。

  • STEP1:ツール上部メニューから「銘柄情報」をクリック
  • STEP2:「歩み値」を選択、もしくはショートカットキー「F7」を押す
  • STEP3:表示させたい銘柄コードを入力
  • STEP4:リアルタイムで歩み値一覧が表示される

また、表示された歩み値ウィンドウはサイズや列幅を調整したり、複数の銘柄をタブで切り替えることも可能です。

表示される項目の見方

歩み値画面には以下のような項目が並びます。

時間 約定価格 約定数量 売買区分
10:03:15 1,230円 500株 買い
10:03:17 1,231円 100株 売り

このように、直近の売買履歴がリアルタイムで確認できます。短時間に頻繁に売買される銘柄では、1秒ごとに何件もの取引が並ぶこともあります。

トレードにおける歩み値の活用例

たとえばある銘柄で、10:00を過ぎたあたりから1,200円の価格帯で大量の買いが継続して入っていたとします。その後、1,205円、1,210円と階段状に値が上がっていけば、買い勢力が強く、上昇トレンドに入る可能性が高いと判断できます。

逆に、大量の売り注文が連続している場面では下落の兆候とも読めるため、エントリーの見送り判断にも活用できます。

うまく表示されないときのチェックポイント

Windows 11環境で歩み値がうまく表示されない場合、以下を確認してください。

  • Javaのバージョンが最新か(kabuステーションはJavaベース)
  • アプリが最新バージョンか(自動更新が止まっていることも)
  • セキュリティソフトやファイアウォールの干渉
  • 管理者権限での実行(右クリック→「管理者として実行」)

上記の対策を試しても表示されない場合は、SBI証券のサポート窓口へ連絡するとスムーズです。

まとめ:歩み値を使いこなして精度の高いトレードを

kabuステーションでの歩み値表示は、短期売買やスキャルピングにおいて非常に強力な情報源となります。リアルタイムで市場の流れを掴み、板情報やチャートと組み合わせて使うことで、より精度の高いトレード判断が可能になります。

初めは難しく感じるかもしれませんが、慣れれば武器になるツールです。ぜひ日々の取引に活用してみてください。

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