投資家の間で「テンバガー」(株価10倍以上)という言葉が注目されていますが、過去10年ほどで実際に10倍以上になった銘柄を一覧できるサイトはあるのでしょうか。本記事では、10バガー達成銘柄を掲載・整理しているウェブサイトを紹介しつつ、一覧を活用する際の注意点や探し方も解説します。
テンバガーとは何か?定義と活用意義
「テンバガー」は、株価が購入時点から10倍以上になった銘柄を指す投資用語です。([参照](https://www.ig.com/jp/trading-strategies/what-is-ten-bagger-210217))
投資家がテンバガーを追う理由として、少数の銘柄が株価の大部分を牽引するという経験則に基づき、成長株を早期に発見し大きな利益を狙う戦略があります。
10バガー達成銘柄を一覧できる代表的なサイト
過去10年ほどで株価10倍を達成した銘柄を一覧できるサイトとして、以下のようなものがあります。
- 10倍株ランキング(過去のテンバガー達成銘柄):2010年代で株価10倍以上になった銘柄をランキング形式で掲載。([参照](https://www.e87class.jp/))
- 10年で株価100倍越えを達成した大化け銘柄:10倍どころか100倍超えの銘柄まで取り扱っており、テンバガー達成銘柄を広くカバー。([参照](https://www.kabutore.biz/ranking/obake10.html))
- 過去5年で株価10倍以上!「テンバガー」36銘柄を公開!:5年範囲ですが、10倍銘柄を具体的に紹介。([参照](https://shikiho.toyokeizai.net/news/0/120136))
これらのサイトを使えば、過去に10倍となった銘柄を集計・参照することが可能です。
一覧を活用する際の注意点と「今が買いか」の判断基準
ただし、一覧をそのまま「今買えばまた10倍になる銘柄」と捉えるのは危険です。活用時には以下の点に注意しましょう。
- 過去の10倍 = 将来の10倍ではない:実績株価10倍でも、今後の成長や市場環境によっては再び10倍を狙えない可能性があります。
- 株価上昇の背景を確認する:業績拡大、時価総額の低さ、テーマ性などがテンバガー要因として指摘されています。([参照](https://www.grow-project.com/10baikabu-history/))
- 時期・起点・水準をチェック:「最安値から最高値」で10倍という表現だと、分母となる株価が極端に低いケースもあり、分母の妥当性を検証する必要があります。
実例として、ある銘柄が「安値14円 → 高値1895円」で10倍以上になったというランキングも紹介されています。([参照](https://www.kabutore.biz/ranking/obake10.html))
自分で10倍株を探す方法と一覧の作り方
サイト一覧に頼るだけでなく、自らスクリーニングして「10倍株候補」「過去10年で10倍になった銘柄」を発掘する方法もあります。以下がステップです。
- 過去10年の株価データを取得(例:証券会社ツール・チャートサイト)
- 10年前の安値・直近高値を比較し、10倍以上か計算
- 上場時点や株式分割・併合の影響を補正する
- 時価総額・材料・テーマ性など背景を分析する(低時価総額・成長企業などが多い傾向あり)
データスクレイピングやエクセル管理で、自分だけの「10倍株達成リスト」を作成する投資家も少なくありません。
まとめ
過去10年ほどで株価が10倍以上となった「10バガー銘柄」の一覧を参照できるサイトは複数存在し、投資資料として有用です。しかし、これらはあくまで過去実績に基づくものであり、未来の10倍を保証するものではありません。
一覧を活用する際には、株価の上昇背景・株式分割・時価総額・業績成長などを丁寧に確認し、過去データだけで判断せずに「次に10倍を狙える企業か」という視点も加えることが重要です。
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