新NISA制度が始まり、多くの方が証券会社を見直す中、「SBI証券から楽天証券に乗り換えたいが、どうすれば良いかわからない」「暴落が怖くて積立を一時停止してしまった」という声もよく聞かれます。この記事では、初心者の方でも安心してNISA口座の移行や判断ができるよう、わかりやすく解説します。
SBI証券から楽天証券へ移行は可能?その方法とは
SBI証券の新NISA口座を解約して楽天証券へ移行することは可能ですが、NISA制度上は年1回しか金融機関の変更ができません。そのため、事前に移行手続きの流れや時期を把握しておく必要があります。
基本的には以下の流れです:
1. SBIで「非課税口座廃止届出書」を提出
2. 楽天証券で「非課税口座開設届出書」を提出
3. 税務署の審査を経て翌年から楽天で新NISAスタート
「引き継ぎ」と「解約」の違いに注意
証券会社間で口座変更をする場合、「資産の引き継ぎ」はできません。移行とは口座の切替であり、保有資産はSBI証券にそのまま残ります。楽天では新たに積立を開始することになります。
つまり、「移行=金融機関変更」「解約=全て売却して現金化」のように区別して考えましょう。
暴落が不安ならどうすべきか?
相場のタイミングを計るのはプロでも難しく、長期投資では「タイミングより継続」が重要です。積立を止めてしまうとドルコスト平均法のメリットを享受できません。
たとえば2023年の一時的な下落時も、数か月後には反発しており、売却していた人はその恩恵を逃しています。暴落が怖いと感じたときは、金額を一時的に減らすなどの対応が有効です。
移行時期とタイミングの考え方
12月ギリギリでは税務署の処理が年内に終わらないリスクがあります。早めにSBI証券へ「廃止届」を提出し、楽天証券での開設申請を済ませておくのが安心です。
また、暴落リスクを考えるなら、資産を全て売却せず一部現金化することでリスクヘッジができます。
手続きが難しいと感じたら
SBI証券や楽天証券では、公式サイトに動画マニュアルやチャットサポートがあります。SBI証券の公式ページや楽天証券のNISAページで案内されています。
不安であれば、無理に「今すぐ解約」せずに、まずは書類請求とサポートへの問い合わせから始めるのがおすすめです。
まとめ:焦らず着実に、NISAの移行と積立を見直そう
新NISA口座の移行は制度上問題ありませんが、資産の移管ではない点と手続きに時間がかかる点に注意が必要です。暴落が不安な場合でも、一括解約せず柔軟な積立再開や一部現金化で対応するのが賢明です。
初心者の方ほど「仕組みの理解」と「継続」が大切です。焦らず、正しい情報を元に判断していきましょう。

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