SBI証券で投資信託を運用していると、保有金額や評価損益は簡単に確認できますが、「実際に現金でいくら購入したのか(元本)」がわかりにくいと感じる方も多いのではないでしょうか。本記事では、SBI証券で投資信託に投入した現金ベースの購入金額を確認する方法をわかりやすく解説します。
「元本(購入金額)」を確認する理由とは?
投資の成績を把握する上で、評価額や損益だけでなく、元本(投資元金)を確認することはとても重要です。元本を知らずに評価損益だけを見てしまうと、実際の運用実績を正しく把握できない可能性があります。
たとえば、積立投資で定期的に購入している場合、評価額が増えていても、元本と比較しなければ利益が出ているか判断できません。
SBI証券での「購入金額」の確認手順
SBI証券では、以下の手順で投資信託の「購入総額(元本)」を確認することができます。
- 1. ログイン後、メニューから「口座管理」→「保有証券」をクリック
- 2. 「投資信託」タブを開く
- 3. 各ファンドの「明細」リンクをクリック
- 4. 表示されたページ内で「取得金額」または「買付金額の累計」を確認
この「取得金額」が、評価損益を除いた実際の投資元本(現金での購入総額)です。
スマホアプリ(SBI証券アプリ)で確認する場合
スマホからも以下のようにして購入金額を確認できます。
- 1. アプリにログイン
- 2. 「口座」→「保有証券」→「投資信託」を選択
- 3. 確認したいファンドをタップ
- 4. 詳細画面内の「取得金額」や「買付金額累計」を確認
アプリでも同様に、評価額と元本を比較することで損益の正確な把握が可能です。
取得金額と評価額の違いに注意
ここで重要なのは、「保有金額」や「評価額」は市場の価格変動を反映した現在の価値である一方、「取得金額」は実際に自分が支払った金額という点です。
たとえば、評価額が500,000円でも、取得金額が450,000円であれば、含み益は+50,000円。逆に、取得金額が550,000円なら含み損です。損益の把握には、必ずこの比較が必要です。
取引履歴から正確な金額を集計する方法
より詳細に確認したい場合、「取引履歴(買付履歴)」から累計を自分で集計する方法もあります。
- ログイン後、「口座管理」→「取引履歴」→「投資信託」を選択
- 「期間指定」などで過去の買付履歴を抽出
- 「買付金額」をエクセルなどで合算すれば正確な元本を把握できます
定期的に確認したい方にはこの方法もおすすめです。
まとめ:元本確認で投資判断を明確に
SBI証券で投資信託の現金での購入金額(元本)を確認する方法は、「保有証券」ページの「取得金額」で簡単に把握できます。また、より正確にしたい場合は、「取引履歴」から累計する方法も有効です。
評価額に惑わされず、実際に支払った元本と比較して投資成績を判断することで、冷静な資産運用につながります。特に積立投資をしている方や複数ファンドを保有している方は、定期的な確認をおすすめします。

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