全世界株式インデックスファンド、いわゆる”オルカン”は長期投資の代表的な選択肢として人気があります。世界経済の成長に広く投資できることから、長期的に資産が増えていくのではないかと考える人も多いでしょう。本記事では、オルカンの長期的な期待と現実、そして見落としがちなリスクについて整理します。
オルカンとは何に投資しているのか
オルカンは、先進国だけでなく新興国も含めた世界中の株式に分散投資するインデックスファンドです。特定の国や企業に依存せず、世界経済全体の成長を取り込む設計になっています。
例えば、アメリカのIT企業、ヨーロッパの消費関連企業、新興国のインフラ企業など、多種多様な業種と地域に投資されています。そのため、どこか一国の景気が悪くなっても、他地域が補う仕組みになっています。
長期では上がりやすいと言われる理由
株式市場は短期的には大きく上下しますが、長期的には企業の利益成長とともに上昇してきた歴史があります。世界全体で見れば、人口増加や技術革新、経済発展が続いてきたため、株式全体の価値も拡大してきました。
例えば、過去には世界的な金融危機やパンデミックなどの大きな下落局面がありましたが、その後は時間をかけて回復してきました。このような歴史から、“長期で持てば報われやすい”という考え方が広まっています。
それでも資産が減る可能性はある
ただし、オルカンに投資すれば必ず資産が増えると断言できるわけではありません。長期間にわたる停滞や、予想外の構造的な変化が起これば、リターンが低迷する可能性もあります。
例えば、世界的な成長鈍化、地政学リスクの拡大、人口減少の加速などが重なれば、株式市場全体の成長力が弱まることも考えられます。“世界が大きく変わるリスク”もゼロではない点は理解しておく必要があります。
オルカンよりパフォーマンスが良い商品との違い
特定の国やテーマに集中投資すれば、オルカンより高いリターンを得られる時期もあります。例えば、米国株中心の指数や特定の成長分野に特化した投資は、大きく伸びる局面があります。
しかし、その分リスクも集中します。オルカンは”爆発的なリターン”よりも、”大きく外しにくい”ことを重視した商品です。つまり、安定性と分散を重視する投資だといえます。
長期投資で重要なのは値動きとの付き合い方
オルカンに投資していても、途中で大きな暴落は何度も起こり得ます。そのたびに不安になって売ってしまうと、長期の成長を取り逃す可能性があります。
例えば、20〜30%の下落は歴史的に何度も起きていますが、その後に回復するケースも多いです。長期投資では、短期の下落をどう受け止めるかが成果を左右します。
まとめ
オルカンは世界経済全体に広く投資する仕組みのため、長期的には成長の恩恵を受けやすい商品です。ただし、必ず増える保証はなく、世界経済そのものの変化リスクは存在します。大きなリターンを狙う商品ではなく、分散によって極端な失敗を避けるための土台として活用する考え方が現実的です。
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